アラモアナビーチパークから、夕食は白木屋さんに行ってもいいかなと思っていたのですが、ちょっと時間が早すぎるなと思い、結局部屋に戻ってきました。
部屋に置いてあるフリーペーパーを見て、「どこかおいしそうな店はないかなと」と探し、結局ワイキキの西のほうにある「ハワイアン・モナークホテル」の地下にあるらしい「チョコハウス」という店に行ってみることにしました。
早速バスに乗って適当な停留所で降りて、ホテル前まで歩いて行ったのですが、肝心のお店が見つからない。ホテルのロータリー近辺をうろついてみましたが、ファーストフードの店はあるものの、居酒屋っぽい店がどこにもありません。
チョコハウスの入り口 |
地下なんだから入り口近くに階段があるはずだよなと思って探していたのですが、結局これは私の勘違い。
お店はホテルのエントランスに向かうロータリーの下にありました。地下というより半地下と言ったほうが分かりやすいように思います。
入り口にメニューがありましたが、どうせ入るんだからと思ってろくに確認しないで入店。しかしロータリーの下の空間を無理矢理お店にしたようで、なんだか変な構造のお店になっているようです。
それでも構わず入っていくと、最初がテーブル席。その奥にカウンター席があるみたいで、一人だったのでカウンター席に座ります。
お店は予想以上に混んでいましたが、半地下という条件があるのか、なんとなく狭っ苦しく感じられました。日本の小さな焼き鳥屋さんのような雰囲気です。
お店の営業方針なのかなと思いますが、あまりに日本的すぎてハワイらしさが感じられませんでした。
ソーセージやマグロを食べ、生ビールと焼酎を飲みましたが価格が33ドル。お店の方には申し分けないのですが、この値段だったら、店の広さや雰囲気といい、料理の質や味を考えると一昨晩の「舞」の方が良いように感じました。
また、このちょこハウスも、何も聞かれずにそのままチップを会計に加算されました。カウンターなのにという思いもありますが、それよりもやはり、一言断っても良いのではないかと感じます。
ただこの店も花の里も、日本人客が圧倒的に多いと思われるので、チップ込みが当たり前になっているのかもしれません。
ちなみにこのお店を探して周辺をウロウロしているとき、「トニーローマ」という店の前を通ったのですが、ここは欧米人が列を成していました。
実はこの店はバンコクにも出店していて、名前だけは覚えていたので実際に入店して食べたことがあります。
確かに物価の安いバンコクであっても値段はかなり高級感がありましたが、その分肉も柔らかくておいしく、店の雰囲気もシックで、「こりゃいいや」という感想を持ちました。
というわけで、どうせこの近辺で食べるなら、「トニーローマ」の方が良いかなという印象を持ちました。
会計を済ませて結局再びバスで部屋に戻ってきましたが、この日は朝からホエールウォッチングを行い、さらにアラモアナビーチパークでウォーキングもどきを行っていましたのでさすがに疲れて、シャワーを浴びて早めにベッドへ。
滞在中はエアコンは一切使わず、窓を開けて寝ていましたが、「ワイキキラナイズ」はクヒオ通りとアラワイ通りのちょうど中間ぐらいにあり、私の部屋はクヒオ通り向きでしたが、意外に静か。
もちろん車の騒音はそこそこ聞こえますが、BGM程度にしか感じられません。ただ深夜、2〜3日に1回はパトカーのサイレンが聞こえていましたので、やはり夜遅くまでの町歩きは危険だなと感じました。
1回だけ深夜に「パーン」という音が聞こえ、「こりゃ何かあったか?」としばらく耳を澄まして聞いていたのですが、その後特に何も聞こえず、いつの間にか寝てしまいました。
もしかしたら車のバックファイヤだったのかもしれませんが、深夜はワイキキといえどもそういった音が聞こえても不思議ではない雰囲気を感じています。