金属の比熱の測定

 



対象等

高校生

目的

ビーカー用いて、金属の比熱を測定し、金属の名称を推定する

準備

ビーカー 2個、温度計 2本、金属球、はかり、ガラス棒

方法

@ 水を半分程度入れた300(ml)のビーカーの重さを測定し、内部の水の重さを求め、これをm1(g)とする。(ビーカーの重さはあらかじめ測定しておきます)

A @のビーカー温度計を入れ、温度が落ち着くのを待って水温を測定し、これをt1℃とします。      

B はかりを使って、金属球の質量を測定し、これをm2(g)とします。

C お湯の入った300(ml)のビーカー内に上記の金属球を入れ、温度が落ち着くのを待って水温を測定する。これを金属球の温度t2℃とします。

D @のビーカーにCのビーカー内の金属球をすばやく移し替え、すぐに水をガラス棒でかき混ぜ、水温を測定します。これをt3℃とします。
   
E これらの実験結果から、与えられた金属球の比熱を計算で求め、この金属が何であるかを推定します。

注意点

すべて手軽にビーカーでやっていますので、熱の損失が大きいかもしれません

結果

このような実験でもおおよその値が求められるという実験です 

考察応用等

どこで熱の損失が起きるのか
金属の比熱は水と較べて大きいか小さい 

備考

特にありません



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