粘土の位置エネルギーと熱エネルギー

 



対象等

中学生から高校生まで

目的

粘土を自由落下させ、その温度上昇を確かめる

準備

粘土 約100(g)、温度計、巻き尺、新聞紙

実験場所

物理実験室

方法

@ 配布された粘土をすばやく球形に丸め、中心付近まで温度計を差し込み温度を測定し、測定値を結果に記入する。
(のんびり丸めていると、体温で温度が上昇します)

A 温度計を取り、再び素早く丸めて、巻き尺で以下の表の高さから粘土を各5回新聞紙を敷いた床の上か机の上に自由落下させる。

注:粘土をつかむときはつまむように持つこと。全体を持つと体温で温度が上昇してしまう。

B 落下させたら、すぐに内部の温度を温度計で測定し表に記入する。

C 最後に粘土を床の上か机に出来るだけ強く5回たたきつけ、温度を測定する。
(この実験は、どのくらい温度が上がるかを実感するだけの実験ですが、思いっきりぶつけるのは気持ちが良いので、生徒は必死にやります)

D 粘土の高さと温度上昇の関係をグラフであらわす。


注意点

 ともかくのんびりやっていると室温や体温で温度が上昇するので、それだけに注意です。

結果
 
 グラフに書くと驚くほどきれいに比例関係になります

考察応用等

 特にありません

備考

 特にありません



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