斜方投射
対象等
高校生
目的
ボールを投げ、時間と水平距離を測定し、初速度や最高点を求める
準備するもの
硬式テニスボール、ストップウォッチ、巻き尺
実験場所等
グラウンド
方法
@ 指定した場所から出席番号順に2回ずつボールを投げ、飛んでいる時間と距離を測定する。
A ボールの角度は問わないが、出来る限り遠くかつ高く投げる。全員が終わったら教室に戻り、計算を行う。
計算方法
以下の方法で初速度と最高点の高さを求める
@ 飛んだ距離をx(m)として、これを時間T(s)で割る。これが初速度の水平成分V0x となる。求めた数値は少数第2位を四捨五入する。(以下すべて小数点第二位を四捨五入する)
A 時間を2で割り、最高点に達するまでの時間t(s)を求める。
B 最高点までの時間t(s)と投げ上げの式(または自由落下の式)から、初速度の鉛直成分V0yを求める。
C ABから、実際に投げた初速度の大きさV0(m/s)を三平方の定理で求める。
D 最高点からは鉛直方向に自由落下すると考えて最高点の高さY(m)を求める。
注意点
・ 特にありませんが、ボールが頭にあたらないように
結果
計算が大変だと思います
考察、応用等
実際には投げる高さ等の誤差もあるわけですが、要するに飛距離と時間から、初速度や高さが求められると言うことを実感してもらいたいと思って行っている実験です
備考
・ 体育の先生にグラウンドの使用を連絡し、使用上の規定を確認しています