手近にあるもので音を出す
対象等
中学生から高校生まで
目的
様々なものを吹いたり、叩いたりして、共鳴の概念を理解する(教師実験)
準備
試験官、ガラス瓶、塩ビパイプ、ゴムホース、紙の筒、ステンレス管、釣り糸、スプーン等
実験場所
どこでも
方法
@ 試験管や試験管と同じ長さ、ほぼ同じ太さの塩ビの管を用意して、吹き較べ振動数の違いを確認する
A 一升瓶、ビール瓶、ペットボトル(2L、1.5L、1L、500mL)、薬の瓶等の管口を吹き、振動数や音色を比較する
B ゴムホース等を吹奏楽部の生徒に吹いてもらう
C いろいろな長さの紙の筒を机上に並べ、筒の入り口付近で筒の中に空気を入れるように手をたたくと、筒の長さに共鳴した音がボンと鳴ります。
D 適当な長さに切ったステンレス管を釣り糸で吊るし、音叉の打棒で叩くと、チャイムのような音がします
E 糸にスプーンを結び、糸の両端を耳たぶにあてながら、スプーンを壁等にぶつけると、特有の美しい音が耳に響きます
注意点
管を鳴らすのはちょっとコツがいります。唇を横に引っ張るようにして、息が薄く水平に出るような形で、管の口の向こう側の壁にぶつけるようにします
結果
教員がいろいろなパフォーマンスを照れずにやれば、生徒には受けると思います
考察、応用等
・ ビンや管の大きさ、長さと音の振動数の関係を実感させます
・ 実際にこれらを応用して楽器のようなものを作ってみるのも面白いと思います