二酸化炭素の検出

対象等


小学校〜高校

目的

・ 石灰水に二酸化炭素を通すと白濁することを利用して、二酸化炭素検出をする

準備

水酸化カルシウム、石灰水、小さなビーカー、ストロー

実験場所

化学実験室、教室

方法

@ 最初に水酸化カルシウムとはどのような物質か、生徒に見せます。

A この粉末を溶かしたものを石灰水と呼ぶ、と言う説明を行います。

B あとは簡単。ひたすら息を吹き込むだけです。すぐに白濁します。ひたすら息を吹き込むと今度は透明になります。

実験場の注意点

・ 特にありません

結果

・  白濁は簡単にできますが、再び透明にするのは結構大変です。化学の先生によると、石灰水の濃度が大きいとうまくいかないと言うことでした。

・ 私はそのことを知らずに、濃い石灰水を使って教室で演示を行ったのですが、なかなか透明に戻らず、必死に吹いている様を生徒に笑われました。

考察、応用

・ 再び透明に戻るときの反応式が難しいです

生徒さんへ

・ 石灰水と二酸化炭素の反応は、小学校から高校まで繰り返し出てきます

・ 色の変化と反応式をしっかり確認してください



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