逆引き辞典の活用


 自分の志望分野や志望校を決定していく過程で、すごく役に立つ辞典があります。「逆引き辞典」というものです。この辞典の効率的な使い方を説明します。

 辞典の前半は各学部学科の説明です。自分の興味がわからない人は、ここをパラパラめくっているだけで、世の中にはどんな学問分野があるのか知ることが出来ます。さらに説明文の横には、該当学科を持っている大学の一覧が書かれているページが出ています。そのページを開くと、今度は具体的な学校名が所在地とともに書かれていますので、これらの一覧から、自分の通学できる範囲の学校を選択します。

 候補の学校が選択できたら、進路室に行ってその学校のファイルを取り出し、住所、連絡先(募集要項や案内書の請求先)キャンパスの雰囲気や授業内容、施設設備、学生数、就職状況等を調べ、自分の理想とする学校を絞り込みます。

 最後に学校の進路室前の廊下に貼り出してあるランキング表で偏差値等もチェックします。現役生の場合は、どこの学校でも実力は不足していると思いますが、焦る必要はありません。

 今入れる学校を目標にしていると、実際の受検時期になったとき、その学校すら入れない、ということが結構あります。これは現状に満足して努力を怠ったからです。

 なお、最近では進路や就職の情報はインターネットを活用するのが、当たり前の状況になってきました。ほとんどの大学、短大は自分のホームページを持っていて、そこでいろいろな説明が書かれています。

 昼休みや放課後、ちょっと時間の空いたときコンピューターで調べてみることを勧めます。各学校のアドレスも「逆引き辞典」の終わりの方に掲載されています。



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