忘れものは大変!
日本でも忘れ物をすることはちょくちょくあります
ハワイでも当然起こることですが、どんなときにも自分たちで英語を使って
対処しなければならないことがネックになります
しかし、忘れ物をして出てこなかったことは幸いにも一度もありません
息子が小学生高学年になり、自分でも財布を持ち歩くようになりました。それはそれで成長の証ですから良かったのですが、2005年の旅行でアロハタワーを訪れフードコートで一休みしたとき、財布に入ったバッグを椅子の上に置いたまま出てきてしまいました。
忘れたことに気がついたのは、昼食のため徒歩で向かったチャイナタウンに着いたとき。炎天下の中、やれやれようやく昼食だと思ったとき、出掛けに肩にかけていたバッグを息子が持っていないことにびっくり。
どうしたんだと問い詰めても、要領を得ないので、いろいろ記憶を探っていくとどうやらフードコートが怪しいと言うことに気が付きました。
息子もことの重大さに気がついたのか、言い訳も出来ない状態。息子を責めたり諭すことよりも、ともかく持ち物を探すことが優先事項と判断した私は、連れと息子に後からついてくるように指示し、再び炎天下の中を急ぎ足で戻りフードコートへ。
しかし先ほどの座席には何もなく、これは盗られてしまったかと諦めかけた頃、遺失物案内所がたぶんあるはずだと考え、JTBのオフイスで尋ねてみるとたしかにあるとのことで、急いで行って見ました。
すると女性の係官が今まさに息子のバッグの中身を机の上に広げ、検査しているところでした。息子も私もほっと一息。
慌てて「それは私の息子のものである」とたどたどしい英語で懸命にアピール。ところが返すためには何か証明が必要だとのこと。
そう言われてみると、自分の物であるという証拠を見つけるのは意外と難しいものです。「これは困った」と思いつつ、なんとか目の前のバッグを取り戻すための方法を熟慮。
とそのとき、バッグの中から息子の写真がぽろりと出てきました。どこかの科学館で面白半分に撮影したもので、思わぬものが証拠写真となり無事返却。
息子もこのことに付いてはかなり教訓を得たようで、以後絶対にバッグを自分の身から放さなくなりました。
忘れ物についてはこれ以外にも、「モカジャバ・カフェ」で水筒を忘れたり、「オールド・スパゲッティ・ファクトリー」で私が帽子を忘れたりしています。
いずれもたいしたものではありませんが、やはり使い慣れたものを置き忘れるのは悔しいもので、必死になって店の人に話しかけたりしました。