節約の基本的な考え方
要は生活水準を変更せずに、無駄なものを削る、または生活に影響しない範囲で余計なものを買わない、ということに尽きます。しかしそれでは精神論になってしまいますので、具体的に考えていきます。
以下の内容は世の中にたくさん出版されている節約関係の本の知識を参考にしながら、私自身の経験を踏まえた具体例です。ただし私は現在サラリーマンですから、自営業の方とは一致しない部分があるかも知れません。
またネットの世界では「節約」をテーマにしたサイトが山ほどありますので、本格的に節約生活を考えている方はそちらを参考にした方がよいと思います。ここではハワイ旅行の費用70万を如何に捻出するかという点に絞って話しを進めます。
70万をボーナスと月額の貯金に分割
大変大きな数字ですが、サラリーマンの場合ボーナスという特別な収入が年間2回ありますので、自営業の方に較べると恵まれている部分があります。で、私の場合は6月のボーナスで15万、12月のボーナスで20万をハワイ旅行の費用と考えています。
理由は12月の方がボーナスの額が少し多いこと。また税金の還付や差額の支給が行われること、さらに2月あたりで夏の航空券のチケット代を払う予定があるからです。
(だいたい1月から2月にかけてチケット予約、春先に宿泊場所予約、7月に宿泊料金全額支払いという計画です)
6月のボーナスは7月に支払う宿泊代にあてます。もちろんどちらも少しずつ足りないのですが、残りは日頃の貯金という形でやりくりします。そうするとこれだけで残金は35万円になります。
35万円の貯蓄
35万円というまだまだ大きな数字が残っています。そこで次に、一ヶ月3万円を捻出するにはどうした良いかを考えます。ここからが本格的な節約の具体的方法になります。
旅行積み立て
これ以外に、旅行積み立てを利用するという方法もあります。
確かに銀行預金より利率は良いものの、利用がその会社に限られ、しかも利用に関して様々な制約があったりするので、意外に使えないなというのが私の感想です。
かつてこの件では、JALの旅行積み立て担当者と電話でかなりやり取りをして、最終的に積み立てを解約した経緯があります。詳しいことは今は覚えていませんが、使いたいときに自由に使えない旅行券では意味がないという状況でした。
その意味では旅行券の積み立てをする目的を明確にして、その用途に使えるのかどうかを充分確かめてから実行しないと、後で不愉快な思いをする可能性があります。
ショッピングポイントでマイレージを稼ぐ
これは資金を増やすという方法ではなく、支出(航空運賃)を減らすということになりますが、ハワイの物価が高騰している現在(2015年)、有力な方法だと思います。
やり方は普段の買い物でクレジットカードを使いそのショッピングポイントをため、これをマイレージに移行する方法です。しかし正直なところ節約生活の中でショッピングポイントを貯めようとしても、1年や2年ではなかなか実現できません。
それでも何もないよりはマシです。航空会社によってはマイレージで特典航空券を獲得できるだけでなく、マイレージのポイントでチケット購入費用の一部をまかなうことが出来るシステムもありますから、やはり旅行好きは日常生活で少しでもショッピングポイントを稼いだ方が良いと思います。
私は現在アメックスのスカイトラベラーカードを主に、サブに楽天カードを使い、さらにハワイでJCBの恩恵を受けるためにJCBのJALカードを持っています。
また最近はTカードのポイントや銀行関係のポイントもANAのマイレージに移行出来たりしますので、必然的にTカードと通常のクレジットカードの両方が使える店で買い物をする機会も増えています。