前ページまででバニヤンに到着するまでの事を説明しました。次に実際にバニヤンを予約するとき混乱することを少し説明します。それは要するにコンドミニアムに宿泊する場合の、貸し出す側の運営形態です。(このページは一部ワイキキバニヤンの予約というページと内容がダブっています)
試しに「ワイキキ・バニヤン 宿泊」というような語句でネットで検索すると多数のページがヒットすると思いますが、たぶんその上位にあるページはアストンかリゾートクエストの物だと思います。
このアストン系の部屋は、バニヤン1階ロータリー左側のフロントでチェックインを行います。この会社が一番たくさんバニヤン内に部屋を持って管理しています。その詳細は以下の通りです。
アストン
ハワイのコンドミニアムの管理会社というと、先ず最初に名前があがるのがアストンです。この系列のコンドミニアムは、ハワイに十数か所あります。
ただし、すべてのコンドミニアムで、すべての部屋を管理しているわけではありません。最も多くの部屋を管理し、バケーションレンタルの会社では最大規模を誇るということです。
標準的な宿泊料は他の管理会社に較べて割高ですが、対応はしっかりしているし、部屋の管理も充分です。各種の割引料金も設定されているので、該当する場合は利用すべきです。日本語のHPもあります。
また日本では「パシフィック・リゾート」という会社が、アストンの代理店のような業務を行っているようです。1週間以上滞在する場合は、長期滞在プランが設定されていて、これはかなりお得です。
個人的なことですが、欠点があるとすれば、ここはホテルと同様な管理運営をしているので、毎日のようにベッドメーキングが入ります。私はチェックイン後はなるべく他の人に部屋に入ってもらいたくないので、以下の運営会社の物件を選ぶようになりました。
ハワイアン・コンド・リゾート
ワイキキの西のはずれ、イートン・スクエアにオフイスを持っている会社です。REWAはバニヤン専門に扱っていますが、こちらはハワイのあちらこちらにあるコンドミニアムの部屋を管理しています。バニヤンには数室あるようです。
チェックインをオフイスで行わなければならないのがちょっと面倒です。ワイキキに向かう途中でオフイスに寄り、チェックイン手続きをしてから鍵を受け取ります。部屋はしっかり管理されています。ウイークリーやマンスリーレートがあるので、長期滞在の場合は前述のREWAより少しだけ価格も安いような気がします。
ただ、これまで我が家が利用した部屋のソファーベッドは、すべてスプリングが少々柔らかく、ちょっと腰の負担がきつく感じられました。ソファーベッドの構造上しょうがないのかもしれませんが、気にはなります。チェックアウトはREWA同様、鍵を室内に置いて退出します。
Koko Resorts
2010年に利用して気に入った会社です。この会社の面白いところは、個人が所有している物件を管理し貸し出しているところにあります。
個人持ちの部屋は管理が行き届いていることが多く、まだ値段も若干安めに設定されていますので利用価値大です。またこの会社のHPから、直接個々の説明を読んで、気に入った部屋を選んで予約することが出来るのも大きなメリットです。
オフイスはタワーTにあって、便利ですし、管理会社の方の中には日本人もいて、ひじょうに親切な印象でした。最近の一押しの会社です。
その他の管理会社
バニアンそのものはひじょうに多くの部屋数があり、それを管理している会社は10以上あるのではないでしょうか。
さらに個人で部屋を所有し、それをレンタルしている人もいるので、インターネットで丹念に探していくと、思わぬ安い物件を発見できるかもしれません。ただ安かろう悪かろうは常について回ります。部屋からの眺望、フロアの階数、室内の設備等々いろいろな面を考慮しなければなりません。