待合室
さてこの待合室ですが、一流のインテリアデザイナーが入っているのか、かなり豪華な印象。
部屋の中にはゆったりしたソファーとテーブルのセットが10セットぐらいありますが、驚いたことにそのほとんどのセットで説明が行われていました。
朝だから閑散としているだろうとか、高い物件だから興味のある人は多数いても、実際の説明会に参加をする人は少ないだろうと高をくくっていたのですが、これは大間違いだということが分かりました。欧米人も大勢きていました。
コーヒーを飲んで5分ほど待っていると、担当の落ち着いた女性が登場。日本人だがご主人が外国人との事。早速物件の説明に入る。
以下はモデルルームのキッチン。
説明の流れ
説明の細かい内容は紹介できませんが、おおまかな説明の流れを書いておきます。
最初に待合室周辺にあるパネルを使ってヒルトンの沿革や経営戦略、さらにタイムシェアの特徴、現状等の説明を受けました。続いてエレベーターに乗り、いっきにモデルルームへ。
このモデルルームは2ベッドルームと1ベッドルームを紹介されました。2ベッドのほうは、床面積が100m2前後あり、ラナイからの景色は筆舌に尽くし難いほど素晴らしいものでした。
家具もきちんとついているとのことで、こんなところで生活できたら、という夢を十二分に満足させてくれる印象です。
これを見てしまうと、資金的に工面できる人は心中が穏やかでなくなるのではないでしょうか。
部屋からの景色、家具や調度品の説明、間取り等の説明を受けて、最後に説明してくれた人と別室へ行き、細かな話をしました。ここでは細かい質問も受け付けてくれます。
以下はモデルルームのリビングです。
価格
さて問題は物件の価格です。多くの人の関心がこの部分にあると思います。私もそうでした。
説明を受けて初めて分かったのですが、価格には同じ物件で2種類あります。一つは自分が宿泊する週を予め決めてしまう方法です。つまり休みの時期が決まっているという人に適しています。ただし当然ながらお盆等の人気の高い時期は価格自体も高くなります。
もう一つの種類が時期を決めずに、1週間という単位のみを購入する方式です。こちらの方が自由度が高いので、価格も高くなりそうなものですが、実際には週を決めてしまう方が15%ほど高くなっています。
つまり週を決めてしまえば、そこは確実に宿泊できるという保証がつき、週を決めない場合は予約をして空いていれば、という条件がつくわけです。
ということで実際の価格ですが、私がモデルルームの説明を受けたラグーンタワーの方は、その時点で完売ということでした。残っているのはカリアタワーの方で、これはもともとがホテルルームだったものを二部屋くっつけて1LDK(オーシャンビュー)のコンドミニアム形式にしてあります。
価格は固定週(週を決める方式)で一番安い時期が35000ドルぐらい。つまり日本円なら400万円弱となります。週を決めない方は29900ドルで330万円ぐらいです。この他に年間管理費が約670ドル、74000円ほどかかります。
以下はモデルルームから見たビーチ。