爪もみと免疫力

 免疫力を高める手軽な方法として、「爪もみ」というのがあるそうです。読んで字のごとく両手の指の爪の生え際の両角をもむという方法みたいですが、これが何故免疫力を高めるのか?

 先ずはその方法。そしてその原理、さらにその変化が免疫力に対してどのように働くのか、という順番で考えてみたいと思います。

1 方法

 ・ 両手の指の爪の生え際を、もう片方の手の親指と人差し指で挟む

 ・ 刺激を感じる程度に圧を加える

 ・ 通常は1本の指に対して10秒、気になる部位は20秒

 ・ 1日数回繰り返す

 ・ 足の指をもむのもアリ


2 原理

 ・ 爪の生え際には神経線維が密集している

 ・ 刺激によって自律神経の働きが整う

 ・ ストレス等により、交感神経系が優位になっているとき、それを副交感神経側に引き戻す


3 免疫力への影響

 ・ 交感神経の緊張を和らげる 

 ・ リンパ球を増やす


4 指と体の対応

 ・ 親指:呼吸器

 ・ 人差し指:消化器

 ・ 中指:耳

 ・ 薬指:低血圧、だるさ(交感神経を刺激するので、やらない方が良いという意見もあり)

 ・ 循環器、肩こり

 ・ 足の指:冷え等

 やり方は理解できましたが、ネットの情報で、何故そうなるかという原理的な部分を詳しく説明しているページを見つけることは出来ませんでした。
  


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