体に良い水の条件

 正直に言って困りました。というのも、これまでの流れからいくと、

@ 水クラスターを一定時間小さいままに維持するのは難しい

A ミネラルは食べ物に含んでいればいいのであって、必ずしも水が含んでいる必要はない

という結論になってしまったわけですから、だったら高いお金を出してミネラルウォーターや体に良い水として売られている物を買う必要なんかまったくない、という結論になってしまいます。

 もちろん、その結論が正しいんだ、と言われれば「確かに」と言うしかないのですが、それでもなお、私自身機会があれば「自然の湧き水を汲みに行き」、そしてそれを自宅で飲むと、明らかに水道水よりおいしい、という気はしますし、主観的ですが「体に良さそうだ」という気分にもなります。

 しかしこれまでの流れからいくと「美味しい水」と「カラダに良い水」または「免疫力を上げる水」というのは異なると言う結論になりそうで、困っています。

 そこで、更にネットを使い「カラダによい水の条件」という検索語句で、どのような条件があるかを調べて、片っ端から箇条書きで書いてみると

@ 酸素含有量が多い

A ミネラルがバランス良く含まれている

B 弱アルカリ性である

C 汚染されていないまたは毒性のある物質を含んでいない(塩素を含んでいない)

D 煮沸した水は、内部の気体が気化したものなので、体に良くない

E 食物の栄養素を破壊しない

F 酸化還元力が高い

G 美味しい水

H 水素を多く含んでいる

I 酸素の量が少ない

J 酸化還元電位が低い

K 炭酸ガスを多く含む

と言うような感じです。

 全部で30サイトぐらいを調べて、似たような記述は除外して、順不同で並べています。感じたことは、いろいろな考え方があるもんだということと、科学的根拠に乏しい記述が多いということです。

 私自身も、自然水は水道水よりもカラダに良い、と思っているような所があり、必ずしもすべてを否定したいとは思っていないのですが、余りに根拠が曖昧で、これじゃあミネラルウオーターを買う根拠にはならないなと感じました。


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