学年末のもっとも忙しい時期を、同僚の暖かい支援により何とか乗り越え、また息子の受検も一段落しほっとしているこの頃ですが、一時期の体調不良の時はどうなることかと心配していました。
元々、体力がそれほどあるわけでもなく、持病もいくつか抱えているので、自身の健康に対してはどちらかというと悲観的に考えてしまいます。
そんなときパートナーがいれば、「そんなの心配しすぎ、気にしなくていいんじゃん」とかなんとか言ってもらえるわけで、それにより心の負担がずいぶん軽くなるものです。
しかしそのような励ましの言葉を聞かれなくなった今、自身の体調が悪いと、先行きに本当に不安を感じてしまいます。いくらお金があって、寝たきり状態になれば、お金を持っている意味はあまりありません。(医療費の支払いは心配ないでしょうけど)
お金や物に執着するあまり、自分の健康が害されては本末転倒です。そう考えると、逆に健康こそがもっとも大きな財産だなと思えるようになりました。
そして少しでも健康に長生きすることが、自分自身や息子のためになるのだという確信を持つようになりました。
では具体的にどうすればよいのか、というところまで考えて(昨年1年間ず〜っと考え続けて)、先ずは自身の経済状況をあらためて見直しました。
通常の家計費がいくらぐらい必要で、突然の出費や今後の教育費がいくらぐらいかかるかを概算し、現在の資産状況と比較してみました。
昨年夏には将来もらえる年金の額についてのお知らせが手元に届きました。また昨年の夏にはライフプランに関するセミナーに参加し、退職金の額や保険費用等の勉強もしました。
それらをすべて含めて現時点で分かる限りのデータをパソコンでまとめ将来の資産を考えてみると、どうやらこれまでの無駄遣いを極力省く生活を続けられれば、この先なんとか生きていける見通しがついたため、昨年11月に早期退職を決意しました。
これにより、仕事のストレスが大幅に減ります。その結果、これまで以上の健康状態が維持できればと今は願っています。
健康でありさえすれば、どんなに不況であっても、工夫次第でそこそこの収入は得られると私は思っています。ともかくここ数年の心の負担がひじょうに重かったので、少々休憩したいなというのが、今の偽らざる心境です。