悪性リンパ腫の原因について


悪性リンパ腫とは
 はっきり言って、専門的すぎて、その実態がよく分かりません。リンパ球のガンだと言うことは理解していますが、リンパ球がどのような状態になったものをがんと呼ぶのか良くわかりません。現象的には腫れがあったり腫瘤が出来たりと書かれていますが、それはリンパ球の異常増殖によるものなのか、リンパ球の異常により他の組織(筋肉や内臓組織)が変性したものなのか、ガン化したものという記述だけなので理解に苦しみます。

 しかし一般的にはガン化と言われれば、特別な本来必要のない細胞の異常増殖と考えた方が良さそうです。その増殖により、体の中の様々な器官が影響を受けるようですが、症状の主なものは腫れ(腫瘤と呼ぶらしい)です。ただしYの場合は、体のどこにも腫れはなく、リンパ管を通して悪性リンパ腫細胞が拡がったと考えて良さそうです。

 さらに悪性リンパ腫と一言で言っても、その種類は分類できないほど多くあるようで、まさに一人一人病気の種類が違うのではないかと思わされます。それでも、大分類として「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」に分けられるようですが、この分類についても内容まではよく分かりません。

 ただ日本人は非ホジキン型が多いと言うことは分かっているようです。また非ホジキンの中でも、どのようなリンパ細胞がガン化したかという考えから、B細胞またはT細胞。さらに「びまん性」または「濾胞性」に分けられます。

 ここまでがリンパ腫細胞そのものの分類で、次が悪性度による分類。低、中、高とあり、さらに病期として1〜4期まで分けられています。Yの場合は、中または高悪性度の、病期は4でした。再発率も高く、5年生存率は低いようです。

 なお病期の分類については、リンク集からの「ネクサス」のサイトに詳しく書かれていますので参考にしてください。

原因についての考察
 というわけで、どうにも実態がつかめない悪性リンパ腫ですが、どうやらリンパ球細胞の遺伝子的な情報の異常が原因で起こるのではないかと、治療を通して思うようになりました。具体的には細胞内の染色体に異常が生じ、勝手に増殖を始めるというイメージです。もちろん私は医療従事者ではありませんから、あくまで素人の勝手な推測です。

 通常のガンも同じだと思いますが、体を構成している細胞の染色体に何らかの異常が起きて勝手に増殖を始めるというのが私のガンに対するイメージです。ではなぜ異常が起きるのか、ということを推測するのがこのページの趣旨です。もちろん現代医学界でも十分に解明されていない問題ですから結論は出ませんが、患者本人やその家族にとって原因が何であったかを推測するのは当たり前のことだと思います。

 以下いろいろな書籍やインターネットの情報を参考にして、私自身の推測をまとめます。

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