20秒が境界線?

片足立ちで脳疾患の程度を把握(2015.3.31)

 私が今住んでいる場所に家を建てたのはおよそ20年前。近所の人ともすっかり顔なじみになっていますが、その近所の人たちは、私よりさらに一回り上ぐらいの世代が多いように見受けられます。

 平日にこうやって家でブログを書いたり買い物をしたりしていると、早い話が家の周りを歩いているのは高齢者ばかりです。どうやら私よりもさらに10年ぐらい前に家を建て移り住んできているようです。

 当然ながらそこで子育てが行われたはずですが、その子供たちはすでに30代となり、親とは同居せずより都会に近い場所に住んでいると思われます。

 というわけで、首都圏から電車で1時間ぐらいのこの地域は、今後ますます高齢者の比率が増え、様々な障害を抱えたり認知症を患ったりする人もそれに伴って増加するように思われます。

 実際昼間車を運転していると、自転車でヨロヨロ走っている人が、突然車線を変更し車の前を横切ったり、交差点の真ん中で突然停止し、進もうか曲がろうか迷っているとしか思えないような運転をしたり、必要以上の安全運転(30km/h以下)のスピードで走ったりと、「いったい誰が運転しているんだろう」と悩むことも多いです。

 スーパーのレジでは、店員さんに合計金額を告げられてから、大きな財布の口を開けて小銭を数えだしたものの、途中でいくらまで数えたか分からなくなってしまい、最後は店員さが財布の中を見て小銭を探すというような状況が日常的におきています。

 一般的に認知症と言われていますが、当然その境界線上の方も多数いると思われ、また常に周囲を把握する力が劣っているわけでもなく、なんかの拍子に(焦っているときなど?)混乱が増すということなのかなとも感じています。

 そんな姿を見て、時にはイライラしたりもしますが、場合によっては「もしかしたら自分だって」と思わないでもないので、そうそう批判は出来ません。

 そう思って、私自身はその対策のために、暇があるとウォーキングや家庭菜園で運動をして、旅行で新しい刺激を受け、読書をして頭をはたらかせているわけですが、自分の脳損傷の現状はなかなか客観的には見えないのも事実です。

 そんな時、片足立ちで脳疾患リスクがわかるという記事を見つけました。記事によれば、目を開けて片足で20秒以上立っていられれば問題は無し。

 これが出来ない場合、自覚症状がなくても脳内の細い血管が詰まっている可能性が高いそうですから、自分の現状がどうなのかを知りたい人は、まずはやってみることをお勧めします。

 ちなみに私は右足左足それぞれで片足立ちを試しましたが、目さえ開いていれば1分以上は大丈夫みたいで安心しました。


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