2020.5.22
今日の日本の累積感染者数は、厚労省の発表によれば 16424名。昨日より37名の増加。JohnsHopkins大学の数値は16385名で、昨日から更新されていないようです。
とりあえず増加数は50名以下に抑えられている様子。ゴールデンウイーク中に感染拡大があったとすれば、そろそろ数値に反映される頃ですが、今のところその兆候はなし。
もしかすると、ゴールデンウイーク中に感染があっても、わずかな数だったため、50名以下という増加数の中に含まれているのかも。一方一部の病院や施設の院内感染を除くと、巷でクラスターが発生したというニュースは聞かなくなりました。
多くの人に感染予防の知識が浸透し、ソーシャルディスタンスやマスク装着のエチケットを守っている人が多いということだと理解しています。
一方全世界の感染者数は遂に500万人を越えてJohnsHopkins大学の数値によれば、今日は5101400人。とんでもない数値ですが、その中でアメリカの今日の数値は1576886人ですから、ほぼ3割がアメリカ人ということになりそう。
しかもヨーロッパの国が終息傾向を見せ始めているのに、アメリカの場合は増加の勢いがほとんど失われていません。
こういったグラフを見ると私なら震え上がるところですが、どうやらトランプ大統領は経済再開を強く望んでいるみたい。しかもご本人はマスクが大嫌いみたいで、予防薬を飲んでいるのでマスクは必要ないとの見解みたい。
しかしもし御本人に症状が出ていなくても、ウイルスを持っていれば他の人に感染させる危険もあるわけで、大統領に倣ってマスクなしで近くを取り巻いている人たちは、内心気が気ではないのではという気もします。
またこういった強気な姿がテレビで放映されれば、支持者の人たちは「マスクなんて必要ないんだ」と思いこみそう。
マスクには一定のウイルス防御効果があるという事が分かり、世界中の人がマスクをつけるようになっているのに、まある意味異彩を放っているわけでですが、科学に造詣が深いというわけではなさそうだなというのが私の印象です。
とはいえ、アメリカはアメリカ。日本は日本で考えるしかない。出来れば早期に規制が解除されたらいいなとは思っていますが、解除後は必然的に人の行き来が増えるはず。
その中で感染は拡大しないのか?ソーシャルディスタンスを確保してマスクを装着、うがいや手洗いを励行すれば感染は防げるのか?
実際に解除されてみないと現時点で結果は不明。ある意味壮大な人体実験になるのかも。そして2次感染が起きた時点で原因究明、新たな対策という事になり、今後は有効なワクチンや薬が開発されるまで、それが繰り返されることになりそうです。