ハワイでアトピー改善の原因は?

ハワイでは、やはりアトピーが改善しました(2013.8.31)


 昨日ハワイから帰って来ました。ハワイ好きの方なら誰でも言うことですが、「やっぱりハワイは良いなあ!」というのが帰国後の印象です。

 ただし残念ながら20年ぐらい前に初めて行ったときに較べると、物価は年々高騰、一方で日本の物価は低迷またはデフレ気味になっていますので、滞在に関する諸経費はかなり高額なものになってしまいます。

 ハワイに行き始めた頃は、あまりの環境の良さに、移住とか数か月の長期滞在さらには不動産の購入や投資と言ったことまで考えていたこともありますが、今はもう諦めています。ただ、一ヶ月程度の滞在はいつか実際にやってみようと思っています。

 行く前にハワイでは健康状態が改善する、ということを少し書きましたので、今回は自身のアトピー症状がどうなるかなと思いつつ出かけました。

 行く前は猛暑で、両手の肘の内側、両足の膝の裏側、それぞれ四箇所に痒みを感じてムヒを塗ったりしていましたが、結果から言えば、持参したムヒは一度も使用しませんでした。

 理由は以前も考察してますが、やはりほんの少しの湿度の違いと、貿易風によって新しい大気がどんどん吹き込んでくる影響かなと思っています。実際昨日帰ってきて、すでに左腕の肘の内側が痒くなりつつあります

 ところが、あらためてホノルル市の湿度を調べてみると60〜80%となっています。一方さいたま市の湿度は50〜85%となっていて、幅は広いものの、それほど変わっているわけではありません。

 ということは、結論は大気が原因なら湿度より風の影響ですね。確かに昨日は特に暑かったようですが、夕方成田空港の外でリムジンバスを待っているとき、ものすごい蒸し暑さを感じ、それと共に肘のムズムズ感が出てきました。

 日本の場合は風がないので、体にまとわりついた空気に体から発生した汗(水蒸気)が溶け込み体表面の空気の湿度が上昇。さらにその空気の膜が、風がないので体全体を膜が覆ってしまうのかなと思われます。

 しかしであるならば、扇風機を使えば体表を覆った空気は吹き飛ばされ新しい空気が覆いますから、アトピーは軽減するはずです。

 ところが今現在、このブログを書いているときもそうですが、扇風機をかけているにもかかわらず、やはり何となく左肘の内側が痒くなってきます。

 と言うことは、大気が原因と考えても、湿度でもなく風でもないことになります。(私が大気を疑っている最大の理由は、ハワイから戻ってきて、何も食べたり飲んだりしていないのに、成田空港でアトピーの痒みを意識することが多いからです)

 残っているのは空気中の水蒸気に含まれるカビの胞子や細菌類、さらには自動車等から排出される窒素酸化物、硫黄酸化物、そしてここのところ注目されているPM2.5といった、要するに空気中に含まれる大気汚染物質の違いです。

 日本とハワイで空気中に同じ成分の寒天培地を放置して、どんなカビが繁殖するのか比較するのも面白そうです。   


アトピー緩和物質


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