インフルエンザも流行の兆し(2012.12.18)
相変わらず軽い咳が続いていますが、辛くて困ると言うほどではありません。今回の風邪が本当にマイコプラズマ肺炎なのかどうかは検査をしていないので分かりませんが、例えそうだとしても幾ばくかの抗生物質を飲むぐらいで、基本的には風邪の治療をするしかないと思っています。
そう思いつつ、マスクをしてスーパーへ買い物に行くと、マスク姿の人が目立ちます。咳をする人はいないので、防御の気持ちもあるのかなと思っていますが、やはりインフルエンザが徐々に目立ってきたのではという気はします。
そこで厚労省のページでインフルエンザの発生状況を確認してみました。
12月14日づけの報告が一番新しいようですが、徐々に増えつつあるみたいです。一番多く検出されているのがAH3亜型(A香港型)と呼ばれているもののようです。
グラフも出ていますが、昨年も年末にかけてじわっと上がり、その後年明け、さらに学校が始まるとと同時にグラフが急角度で上昇。完全に収束したのが年明けから140日ぐらい、つまり5月下旬です。
学校が始まるとどうしても教室内で感染が頻発しますのでやむを得ないと思いますが、38℃を越すような熱が急に出たら、他の子ども達への感染の可能性を考えて休ませるべきだと私は思っています。
では最新の情報で、最もインフルエンザが流行している県はどこかというと、上記のリンク先のページに数字が出ていますが、佐賀県がトップです。第2位が群馬県。続いて千葉県となっています。我が埼玉県もベスト?7ぐらいにランク入りしていますので油断は出来ません。
特に中学3年生や高校3年生の受験生を抱える家では、細心の注意が必要だと思います。
ただ、注意せよと言っても、何をしたらよいかとなると心許ない部分もあります。基本的には
@ 人混みを避ける
A 帰宅時の手洗いとうがい
B 栄養と睡眠
C 適度な湿度
D 予防接種
とまあ、ありふれたことしか出来ません。一方発病したらマスクを着用し、飛沫感染を防ぐ必要があります。逆にマスクを着用すれば、外部からの感染も少しは防ぐことが出来ます。
現在でも統計値を見るとすでにインフルエンザで入院している方が全国で35人いらっしゃいます。更にその中でICUに入っている方が3人いるみたいです。
著名人の中に肺炎で亡くなる方もいるようですから、注意するに越したことはありません。