検査の数値が厳しすぎる?

「健康な人」という定義は?(2014.4.4)


 このブログは私自身が日々感じている体調変化を基にして、健康についてあれこれ考え、少しでも健康寿命を伸ばそうという目的があります。

 そのためには、ストレス解消、適度な運動、野菜を中心にした規則正しい食生活、さらに充分な睡眠時間、というのが条件かなと思っています。

 ではこういったことに日々気をつけて生活していれば健康なのかというと、例えば人間ドックや血液検査に行くと、必ずといってよいほどいくつかチェック項目が引っかかり、気をつけて生活しなさいという勧告が結果の表に書いてあったりします。

 これだけ日々まじめに健康を意識して生活し、また確かに薬は服用しているものの、海外旅行もそれなりに楽しめる体力があるのに、なぜ「あなたの数値は不健康だ」という烙印を押されてしまうのか?

 まあ警告だと解釈すればいいのかなと思いますが、例えば血液検査結果のコレステロール値は、健康か健康でないかの基準数値が少しずつ厳しくなっていると聞いています。

 つまり体調は良好なのに、「あなたには病気になる気配が感じられるので、早めに検査を受けるか治療を受けてください」という勧告がなされていることになります。

 もちろん早め早めに予防の意味で言われることに依存はありませんが、人間ドックの結果などは、いきなり精密検査を受けてください、というような勧告も多いように思います。

 というわけで、なんとなく不安になって病院に行くと、尿検査や血液検査、心電図、レントゲン等、人間ドックでやるようなことを再び実施され、その結果を恐る恐る聞きに行きます。

 すると、医師が難しい顔をして、「血圧が高めなので降圧剤を飲みましょう」とか「コレステロール値が高めなので、これを溶かす薬を飲みましょう」というような話になり、あっという間に健康な人が病人に仕立て上げられる、というような不信感があります。

 一方で社会保障費に金がかかるといっておきながら、次から次へと患者を意図的に生み出しているのではないかとすら思えます。

 先ほどヤフーのニュースで、「健康基準値厳しすぎる  健康な人でも基準値越え」という記事を見て、「やっぱりそうじゃないか」とパソコンの前で、つい声が出てしまいました。

 それもこれも健康な人間という定義があいまいなせいかなと思っています。


検査基準値の緩和


健康診断結果について


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