親知らずの痛みで歯医者へ(2014.7.11)
病気になると記事を書くことが出来るというのも情けない話ですが、ブログの性質上しょうがないです。
昨晩は通常の予約患者さんの一番最後に診てくれるということで7時半過ぎに、食事も摂らずに近所の歯医者さんへ出かけました。
この歯医者さんは、以前も勇気を振り絞って行った事があり、患者さんへの説明も丁寧、物腰もおだやかなので助かります。そのせいか予約もいっぱい入っているようです。
待合室に入り、どきどきしながら順番を待ちます。やがて名前を呼ばれ入室。目の前に液晶ディスプレイがあり、そこに3年ほど前に来たとき撮影した、問題になっている親知らず近辺の画像が出ていました。
改めてみると、なんとも情けない。親知らずが一番奥の歯に斜めにもたれかかり、ぐいぐい押している様子がよく分かります。しかしレントゲンで見るから分かるのであって、目で見ると親知らずの大部分は歯茎に隠れているので、衝突現場は見えません。
というわけで、今回の痛みの原因は、という話になったのですが、予想に反して親知らずではなく、親知らずが衝突している奥歯の中の神経が炎症を起こしているのではという話になりました。
どうやらこの奥歯には、以前軽い虫歯があって、そこを3年前に治療した痕跡があるのですが、もしかするとその時に虫歯の菌が残ってしまい、それが時々体調に応じて増殖し、神経を刺激しているのではないかという話です。
したがって、根本的に直すためには、かぶせものを取り、虫歯そのものをもう少しきれいにした状態に戻し、そこに新たにかぶせものをするのが一番良いだろという見解でした。
ただ現実問題として、今生じている痛みをどうするのかというと、これは鎮痛剤で痛みを抑えるか、抗生物質で菌の繁殖を抑えるかという二つの方法しかない、ということでした。
いずれにしても、あっという間に痛みがなくなるということはないようで、後は私自身の免疫力勝負にもなるということです。
一方鎮痛剤というのは、喘息患者の場合出来れば使わない方がよい、という話も聞きました。どうやら鎮痛剤の成分に喘息を誘発するような成分が含まれているようです。
これについてはかかりつけの医者に聞いてもらった方がよいということでしたが、この先腰痛等で悩まされるとき、喘息患者の場合使用できる鎮痛剤が少ないようで、これは覚えておかないといけないなと思いました。
というわけで昨日の時点では特に外的な治療はなし。(ほっとしました)抗生物質を貰って昨晩から服用していますが、どうやら少しずつですが痛みが引いてきました。
ひどくなると激烈な痛みに襲われることもあると言っていましたから、まだよいほうだとは思いますが、歯医者から帰ってきて夕食を食べようとしても、かみ締めるたびに痛みを感じるので食が進まないことにまいりました。