食事場所

場所のチェック

 そうこうするうちに、アマゾンの通信販売で購入した「わがまま歩きタイ」と「歩くバンコク」が到着。早速歩くバンコクの地図を見ながら、リストアップしたおいしい店の地図上の位置を確認する。こうしておけば、行く先々でどこで食事をしようか悩まないで済む。

 しかしまたレストランも星の数ほどある。その中で私がリストアップした店はほんの一握りだ。うまくたどりつけるのか、楽しみであり心配でもある。

 そしてまた中毒が心配だ。小心者のおじさんの心配は絶えない。ガイドブックに寄れば、ちゃんとしたレストランで食事をして、生水や生水から作った氷を飲まない限り心配する必要は無いようだ。しかし生水から作った氷と、精製した水から作った氷を見た目でどのように区別するのだろうか。

 また屋台系では、一度客が使用した皿等を汲み置きの水を使って洗うと書いてある。それで本当に大丈夫なのか。清潔な日本に50年以上慣れ親しんだ体が、そのような料理に耐えられるだろうか。いやはや悩みの種は尽きないものだ。

 とはいうものの航空券やホテルを予約してしまった以上、なんとしてもこの旅行は実現したい。そんなとき端と気が付いた。タイやバンコクをテーマにしたテレビ番組がほとんど見当たらない。これだけ日本人がたくさん旅行をして、また観光地にも事欠かないと思われるのに、テレビではほとんど取り上げていないのだ。

 ハワイの映像は真面目なものから、馬鹿馬鹿しいものまで腐るほど放映されているが、なぜかタイに関するものは見たことが無い。不思議だ。

料理について

 レストランで食べる分には、たぶんほとんど英語のメニューや写真があるだろうからあまり心配する必要は無いと思うが、たまには地元の人が良く利用するようなレストランでも食べてみたい。そんなときはどうすればよいか。言葉が通じず、英語メニューがなければ、これは悲惨だ。

 韓国に行った同僚が、レストランに入りハングル文字だけのメニューを見て、まったくなすすべが無かったと言っていたが、その姿を自分にだぶらせると不安になる。

 というわけで最低限、自分が食べたいと思えるような食事をリストアップし、あらかじめタイ語または英語に翻訳しておくことを思いついた。分からないときは、このリストを持ち出して指差せばよいのでは、と横着者の浅知恵をはたらかせる。

 というわけで先ずはガイドブックを取り出し、おいしそうなものを分類する。利用したガイドブックは「わがまま歩き タイ」。これにはジャンル別に料理が掲載されている。この中からピックアップだ。

 それにしてもハワイと違って、野菜や魚の料理が豊富にある。従ってそのバリエーションもひじょうに多い。現地の人は、レストランで自分好みの料理の方法を細かく伝えるとガイドブックには書かれているが、やはりアジアの民族の方が食事に対するこだわりが強いように思える。


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