カムチャナブリのオプショナルツアー(3)

カムチャナブリ駅はやたら遠くて、まともなトイレのない場所だった

カムチャナブリ駅
クウェー川鉄橋方面
カムチャナブリ駅
こちら側から列車が到着
クウェー川鉄橋
クウェー川鉄橋
クウェー川鉄橋を歩く観光客
列車のレールの上を歩くことも出来ます


 10時15分、もう少しでカムチャナブリのクウェー川鉄橋に到着するとのアナウンスがあった。バスは左側に連合軍墓地を見て、カムチャンブリ駅を通過。線路の手前を左折して、遂に到着。

 早速下車して最初に行ったところがトイレ。いやはや長かった。総勢20数名の客は、途中休憩無しにも関わらず誰も文句を言わず、みんな耐えていたようで一斉にトイレに向かった。

 中には危険水域まで達している人もいたらしく、走っている人もいる。

 しかしこのトイレ。日本人の感覚からするとかなり汚い。寂れた公園の公衆トイレといった風情であるが、背に腹は変えられない。

 と、トイレ前に検問、ではなくてトイレ使用料徴収所なるものがあって、なんと使用料5B。なんという商売根性。

 他にトイレは無いのでしょうがないが、金を取るならもっときれいにと言いたい。おじさんに5Bを渡して、ようやく開放感に浸ることが出来た。

 トイレを出て、駅のホーム沿いに橋に向かって歩く。駅から橋までは100mぐらいの距離だ。

 大勢の観光客と地元の遠足と思われるような小学生ぐらいの大集団が入り乱れている。

 子供たちは観光客をもの珍しそうに見ている。あまりに純真な見つめ方なので、なんとなく気恥ずかしい。

 橋の袂に着いた。映画の情景が思い浮かぶ。なるほどこの橋のあそこらへんに爆弾を仕掛けて、最後はあの辺の河原で銃撃戦があったのか、と思いを馳せるが、現実の地形は映画の地形とはあまり似ていないので想像にも限界がある。

 実際には観光船が行き来し、明るい陽光が降り注ぎ陰惨な印象はまったくなく、のどかな雰囲気だ。

 記念写真を撮り、線路上をちょっと歩き、再びホームに戻り列車の到着を待つ。これから列車に乗って橋を渡り、さらに「ワン・ポー駅」に向かうのだ。


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