カムチャナブリのオプショナルツアー
(その7)

壮大でどっしりとしたナコン・パトムの建物に感動する

ナコンパトム 14時50分、バス乗車。バスは一路バンコクの戻るのかと思いきや、行きで通過した「ナコン・パトム」に寄るとのことだった。

 ところが途中大渋滞。歩行者と同じような速さでノロノロ進む。こんな調子でバンコクに戻ったら真夜中になるのではと心配し始めた頃、渋滞の原因が判明。単なる道路工事だったが、車線が狭まるため渋滞していたのだ。

 この渋滞通過に1時間弱かかった。これではさすがに「ナコン・パトム」は省略かと思われたが、義理堅いのが律儀なのか、ちゃんと到着した。ただし時間はすでに16時45分である。

 ちょうどお祭りの日にぶつかったということで、駐車場周辺には屋台がひしめいていた。しかし我々にはあまり時間が無い。下車後、そそくさとお寺に向かい、建物の外周を歩いていく。
ナコンパトム
 塔そのものは見上げるように高く、どっしりとしている。たしかに見ごたえのある建物だ。しかし仏教にそれほど関心の無い中年おじさんにとっては、興味はそこまでだ。

 ガイドさんの説明を聞くとはなしに聞き流し、タイで初めて見かけたプルメリアの花や、足元を動き回ったトカゲに注目していた。

 17時20分見学終了。バスに乗車し市街に戻る。1時間以上かかるとのアナウンスがあったので、再びうんざりする。それでもバスは必死に走る。渋滞はほとんどない。

 これなら意外に早く戻れるかと思った途端に渋滞。ちょうどチャオプラヤー川を渡り終わった頃だ。帰りは何故か行きとは違いクルン・トンプリー通りを戻ってきた。

 地図を見るとBTSが走っている。たしかに右手にBTSの線路が見える。というわけで夜の時間も有効に使いたかった私は、ガイドさんに途中で降りることが出来ないか相談した。バスを降りてしまえばBTSや地下鉄を使うことが出来るので渋滞とは無縁になる。

 本来やってはいけないことなのかもしれないが、このまま乗っていると市内通過で1時間、そこから送迎の手配でまた1時間ぐらいかかりそうだ。

 第一バスが最終的にどのルートで帰ろうとしているのかも分からない。というわけでいささか強引に頼み込んだ。その結果、一つ先のスラサック駅で降ろしてもらうことになった。

 私が降りると、なんと昼食で話をした老夫婦と息子さんも一緒に降りてきた。サイアム駅で乗り換えスクンビットに戻るとのことだった。ホテルがその近くらしい。というわけでしばらく一緒の行動となった。

 私は一直線にホテルに戻るか、途中で降りるか悩んでいたのだが、結局夕食のこともあって昨日お気に入りになった「花子」にもう一度行ってみることにした。息子さんも花子は知っているようで、この界隈の日本料理店では信頼できる店だと言っていた。


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