チェックイン後ソイカウボーイへ
2日目はエンポリアム

 21時45分と言ってもこれはタイ時間ですから、実際には日本時間で23時45分であって、私の場合普通ならとっくに寝ている時間です。

 いつものようにチェックイン手続を済ませ、案内されたのは705号室。「ふ〜、着いた着いた」と思いながら荷物を整理。部屋の様子については宿泊のページに簡単にまとめました。かなり眠いのですが、やはり寝る前にビールを飲みたい。

 しかし部屋で一人で飲むビールももの悲しいものがあります。さらにこのホテルの地の利を考えると、「ソイ・カウボーイ」までは歩いて5分もありません。どうせならこれまでも頻繁に訪れている「バカラ」に行ってみようと考え、深夜(私にとって)ですがぶらりぶらりと歩いていきます。

 タイパンホテルから、歩きにくい歩道を150mほど歩いて右に曲がるとすぐに「バカラ」に到着。1年ぶりのダンス(と言うほどのものではないのですが)を見て、ビールをぐいぐい飲みながら、近づいてきた女の子にコーラを一杯。初日の晩はこれでお終い。
タイパンホテルの朝食
 ビールの酔いと共にホテルに戻り、翌日からの行動に備えて、導眠剤の「デパス」を1錠飲んで12時半爆睡。しかし翌日の朝は6時半に目が覚めてしまいました。やはり若干の興奮を伴っています。

 しばらく部屋でぐだぐだしてから1階の朝食会場へ。このホテルの朝食は、おかずの種類も多く、これまでのホテルの中では一番充実しているように思えました。(といってもエメラルドホテルとスイスパークしか経験がありません)

 再び部屋に戻り出発の準備。今回の旅行の目的の一つはタイ雑貨について調べること。

 ちょうどこの頃ヤフーオークションに目覚め、自宅の不要物をいろいろと売りに出していたのですが、その際海外雑貨を安く仕入れてオークションで高く売ることが出来ないかと真剣に考えていました。

 と言うのも退職後の年金に不安を感じていたので、年金+αを考えて、そのαをどのように獲得しようかといろいろ悩んでいたからです。(その後真面目に輸入等も考えてみましたが、一人で片手間でやるには余りに荷が重く、さらに100万単位の資金が必要なことも分かってきて断念しました)

 というわけで、「歩くバンコク」という雑誌を見ながら、とりあえずホテルからプロムポン駅方面に向かう途中にあるタイ雑貨の店をピックアップ。これを散歩がてら覗いていこうという魂胆です。

 ところがホテルを出た時間が早かったせいか、どこもまだ開店していません。個人的にはセラドン焼きの専門店である「タイ・セラドン」と貝細工の「ジェムライン」という店に行きたかったのですが当然ながら閉まっています。

 しょうがないのでプロムポン駅構内の売店でパイナップルジュースを飲みながら、「エンポリアム」の開店を待ちます。

 10時の開店と同時に入り、すぐにCD売り場へ。タイは物価が安いのでCDも安いのではと思っていました。もし相場より安ければ、ここでCDを買って日本に持ち帰ってオークションで売れば利益が出ると考えていました。

 しかし値段を見ると新品はだいたい500〜600Bで、この計画はあえなく挫折。ただ中古は80Bぐらいからあるようなので、CDの目利きが出来る人だと利益を出すことが出来るかもしれません。


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