第2日目 朝食を食べ
ウイークエンドマーケットへ

 地下鉄でモーチット駅まで移動します。地下鉄を降りて、トークンを改札のスロットに入れると改札が開きます。そこを通り抜け、人の流れに乗って歩いていくと、そこがもうマーケットです。

 過去に数回来ているのでここまでは問題ないのですが、この先はともかく小さな店が山ほど並んでいて、一度マーケット内に踏み込んで、ちょっとでも方向を変えるとすぐに方向感覚がなくなります。

 とはいえ、踏み込む通路自体がいくつもあり、「まあこの辺で良いか」と踏み込むのですが、進んでいくと左右に面白そうな店が見えたりして、ついそちらの方に曲がってしまいます。

 一度曲がってしまうと、そこから先はもう後戻りするのも面倒なので、新しい通路を進んでいくのですが、いつのまにか自分がどの辺を歩いているのか分からなくなります

 モーチット駅からそのまま市場にはいると最初は衣料品店が並んでいます。今回はシャッターを閉めている店が目立ちました。たとえ市場といえども経営は大変なんだろうと思います。

 衣料品の店を見ながらちょっと左手を見るとタイ雑貨やアンティーク製品を売っている店があるので、衣料品より面白そうだとついフラフラ近寄っていき、なんだやっぱりたいしたことないなと思い右折するのですが、もはや自分の進むべき方向を見失っています。

 一応辺りはおおまかに売っている物で分類されているようですが、衣料品の店の間に雑貨屋さんがあったり、雑貨の店の間に食べ物屋さんがあったりと、混沌を極めます。

 しょうがないこうゆうときはまっすぐ進むしかない、と心に決めて進むのですが、再び衣料品のコーナに戻ってしまったり、いつの間にか市場を取り囲む通路に出てしまったりで、自分が探そうと思っていた店はまったく見つかりません。

 それでも30分ぐらい頑張って歩きましたが、人が多い、暑い、場所が分からないという二重三重の責め苦で徐々にフラストレーションがたまっていき、最後は「もういいや、勘弁勘弁」という心境になります。

 まあもともと買い物に執念を燃やして来たわけではないので諦めるのも早いです。その代わり新しくできたと言われる「JJマート」には行ってみようと思い、なんとか北側の道路にでてそれらしき建物に入ります。

 ここは良かったです。エアコンが効いていて涼しいし、人も少ないです。まあ少ない理由はやはり値段にあるのかなと思います。

 所々立ち止まって値段を確認したりしましたが、いわゆるマーケットの安売りというレベルではなく、せいぜいがスーパーの安売り程度の価格です。

 それでも物はきれいに陳列されていますし、全体として明るく清潔なので、日本人としては、欲しいものがあれば購入しやすいと思います。

 また一角にはレストランコーナーがあり、タイ、洋食、ファーストフード、日本食などの店が10軒ぐらいありました。市場の食道に較べると値段はそれなりのもののようですが、旅行者にとっては清潔度や雰囲気の点でちらの方が遙かに利用しやすい印象です。

 というわけで買い物はとりあえずおいておいて、ここの和食の「大山」という店でちょっと早めの昼食をとることにしました。頼んだのは天丼+コーヒーで値段は140Bでした。日本円で400円弱。こういった換算から、物価は日本の半分ぐらいと判断しています。 
  


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