第3日目 カナブナームで昼食

 おばちゃんに、先ずは「シンハビール」を頼みました。料理は後でねという感じです。風景を見ながらしばらく待っていると、ビールとコップが来ました。どうやらラッパ飲みではないようです。ビールはちゃんと冷えていて、氷を入れて飲むなんて事はありません。
観光客はおろか、誰もいないレストラン
 先ずはビールを一口。場所が開放的なので、妙に美味しく感じられます。

 左手から風がそよそよと吹き、目の前を時折船が行ったり来たりしています。水のある風景が好きなので、心が安らぎます。

 持参した単行本を拡げ、ゆっくり読書です。ちなみに読んでいた本の作者は「今野敏」さんのもので、最近この方の本にはまっています。

 今回読んでいたのは、人の良いヤクザさんの話です。しかし川っぺりでビールを飲みながら読書というのは旅行中とは思えない雰囲気です。このパターンははまりそうです。

 時々目の前にエクスプレスボートが停まり、乗客が乗り降りしていて、その度にビールを飲んでいる私と目があったりします。「なんだ、このおっさんは。昼間からこんな所でビール飲んでるな」という視線を感じましたが、全然気になりません。
カナブナームのエビチャーハン
 のんびり本を読んでいたら、時刻はいつの間にか12時を過ぎていましたので、何だかよく分からないメニューを必死に解読して、エビチャーハンのような物を注文。

 これが100B。美味しかったので、いつかまた来たい店の一つになりました。

 ちなみにこのお店、タイ料理の庶民派レストランだと言うことが、後になって分かりました。

 知らず知らずのうちにタイ風の炒飯(英語名はフライドライスでした)を食べていたことになります。ネットで検索すると、結構利用している方もいますね。夜景がきれいだそうです。

 12時半を過ぎて、ようやくもう1組お客さんが来ましたが、会話の内容が日本語とタイ語だったので、バンコクで働いている方の家族だったのかもしれません。

 その方達の注文が終わったところで、会計をして桟橋へ。10分ほど待って乗船。


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