スワンナプーム空港からホテルまで

　今回もバンコク入りは空港からエアポートレイルリンクでパヤタイ駅まで行こうと思っています。急行で行っても９０Ｂ１５分ぐらい。そこからＢＴＳに乗ればスクンビットの各駅までは３０Ｂ前後、時間的には１５分前後でしょうか。

　ということは、ＢＴＳの駅から１０分歩いても、空港から４５分前後でホテルに入れることになります。料金も総額で１２０Ｂ前後ですから日本円で４００円かかりません。

　一方空港からタクシーに乗る場合、ホテルの真ん前まで連れて行ってくれるメリットはありますが、料金的には３００Ｂ前後かかります。これだと日本円で８００〜１０００円ぐらい。

　ただしバンコク市街の交通事情によっては、時間は１時間前後かかる可能性があります。さらにさらにタクシーの運転手がホテルの場所を知らない、というのはどうやら当たり前なんだということも分かってきました。

　知っているのはソイの番号だけです。従って乗客が場合によってはソイに入ってから道案内をしなければいけないという煩わしさもあります。当然タイ語または英語が必要になります。

　そうやって考えていくと、時間は同じ、料金は倍以上、道案内が必要だけどホテル前に到着できる可能性がある、というようなメリットデメリットを判断すると、やはり先ずはパヤタイ駅というのが正解のような気がします。

　ただ今回の私の宿泊先は「プレジデントソリティア」なので、ＢＴＳのナナ駅からは８分前後歩く必要があります。８分ならすぐじゃないかと思う人も多いと思いますが、日本の歩道とバンコクの歩道はかなり様子が違っています。

　何が違うかというと、凸凹が多く、予期しない所に電柱があったり、人がすれ違うことが難しいような狭さになったり、屋台が歩道にはみ出していたり、バイクが止まっていたり、物乞いの人が座り込んでいたり、犬が寝そべっていたりと、およそ日本では考えられないような障害物が多数あるので、その間をスーツケースを持って移動するのは、５分ぐらいが限度かなと思っています。

　前回宿泊した「プレジデントパレス」は駅から５分ぐらいでしたが、まああの距離が限界かなと思えます。もちろんスーツケース等がなければ、１０分ぐらい歩くのはそれほど苦になりません。（ただプレジデントパレスを過ぎたあたりから歩きやすくなることも確かです）

　というわけで、今回は場合によってはマッカサン駅またはパヤタイ駅からタクシーを利用するのもいいかなと考えています。そこで地図を見ると明らかにマッカサン駅が近いのですが、ネットの情報を調べると、マッカサンからソイ１１に行くためには、一方通行の関係で大回りをしないといけないことが分かりました。

　しかもマッカサン駅はタクシーが通っているアソーク通りに出るまで歩くと７〜８分、送迎のシャトルがありますが、これも待ち時間を考えると結局１０分ぐらいのロスがあり、その間にエアポートレイルリンクの方はパヤタイ駅に到着してしまいます。

　というわけでエアポートレイルリンクを利用するのはいいのですが、その後の動きを考えるとやはりＢＴＳの料金だろうがタクシーだろうがパヤタイ駅が便利だなと思えます。

　一方、エアポートレールリンクの急行はマッカサン駅行きとパヤタイ駅行きの両方があって、それぞれが３０分ごとにノンストップで運行しています。

　従ってぎりぎりで乗り遅れると通常のシティラインの方が早く着く可能性があります。（シティラインは１０分おきぐらいに発着しています）このあたりいかにもタイらしくて、実際どちらが便利なのか実情がよく分かりません。無難に行くならシティラインを使えば運行本数も多いので、混雑はしますが確実です。

　以上をまとめると以下のようになります。スクンビット、ソイ１１にあるプレジデントソリティアまで行く方法です。右端の列はおおよその料金ですが、ＭＲＴやＢＴＳの料金ははっきり知りません。

　結局安く、早く、確実に行く方法は、シティラインを使ってパヤタイ駅に行き、そこからＢＴＳでナナ駅、さらに１０分歩いてホテルという流れかなと思っています。重い大きなスーツケースの場合はパヤタイ駅からタクシーでしょうか。