第1日目 ロハス・スーパーホテルへ

 この時期は気流が悪いことが多いようで、常に小刻みな揺れがありましたが、とりあえず無事着陸。飛行機事故の大半は離発着時、それも着陸時で起きると言うことを改めてアシアナ航空の事故で確認しましたので、着陸体制に入ってからはスリッパから靴に履き替えて待機。

 もし何かあったら素早く逃げ出せるようにと意識していましたが、そう思っているときはだいたい問題なさそうです。

 滑るように着地。なかなか腕が良いなと思った瞬間、いつもの急制動。そのままゲートへ。バンコク時間夕方4時に到着。(日本時間は午後6時)飛行機を出ると意外に涼しい。急ぎ足で動く歩道を乗り継ぎ、途中トイレに寄って小用。

 イミグレに着くと、整列待機が徹底しているようで、かなりの長蛇の列。そこで予てネットで聞いていた、もう一箇所のイミグレまで歩いてみました。結構距離がありましたが、歩いたカイがあって、こちらの列は先ほどの列の3分の1程度。

 ハワイのホノルル空港と違って入国審査に時間がかかる空港です。早い人で40秒。遅い人は5分ぐらいかかっています。ブースは10箇所ぐらいあるのですが、時折ブースの前で入国審査書類を書いている人がいて、そんな列に当たると悲惨です。

 私の見るところ、どうもインドや中東のアラブ系の人に多いような気がします。従って列を選ぶときは、その長さはもちろんですが、並んでいる人の顔つきから国籍を判断して、日本人や欧米人が多い列に並ぶようにしています。

 しかし、遅い人がいても、どうこうしようという雰囲気はないので、それを見ているとますますイライラが募ります。審査書類の不備があったら、脇で書き直させて、その間次の人を処理すればいいように見えますが、書き終わるのを延々と待っています。(こうゆうのもカルチャーショックですね)

 25分ぐらいかかってようやく私の順番。40秒で通過しました。

 荷物はE−チェックインを行ったとき、プレミアムのマークを付けてくれたので、もう回転台に出ていました。重量8kgですから、ひょいと持ち上げて、税関へ。もちろん申告物はないのでそのまま通過。出たところの両替所で1万円だけ両替。2940Bでした。

 ちなみに両替率はバンコク市街の両替>スワンナプーム空港の両替>成田空港という順番で、ともかく成田のレートが一番悪いです。

 次に市街までの交通をどうするか考えたのですが、空を見るとどんより曇り空で、今にも雨が降りそう。というわけで久しぶりにタクシーに決定。

 エスカレーターで下に降りて、パブリックタクシーという表示を目安に乗り場に向かいます。乗り場には五箇所ぐらいの小さな受付(空港の外、舗道上です)があって、空いていそうな場所に並びます。

 順番がきたので、「スクンビット ソイ2 ロハス・スーパーホテル」と告げましたが、よく分からない様子。そこで「オールドネーム アマリ・レジデンス」と言ったのですが、それでも分からない。

 こりゃ駄目だと判断し、予約書を取りだしホテルのアドレスを見せると、今度は読み方が分からない様子。結局近くにいたタクシーの運転手さんが助け船をだしてくれ、そのままその運転手さんの車に乗ることに。

 中年の人の良さそうなおじさんで、メーターをすぐに使用。英語も多少分かるみたいで、「今は通勤時間帯で混んでいるんだよ」と言いながら、密集した車を指さして教えてくれます。

 さらに「高速を使うけど」と言ってきたので「OK」と返事。意外に安全運転で安心しました。目的地のナナまでは高速の料金所を2回通過。両方で70B。

 さらにあちこちで渋滞するので、結局料金は300B。しかも空港使用料50Bも加算されるので、結局合計420B。意外に高く付きました。時間は1時間。

 エアポートレイルリンクを使うのが正解だと思いますが、こちらは90Bで、そこからBTS利用でたぶんナナまで30B前後。ナナ駅前からタクシーでホテルへ向かえば40Bぐらいでしょうから、その方が良かったかもしれません。

 ただ空港での急行の発着は30分おきなので、1本見過ごすと30分待ちは大きいです。またパヤタイ駅の乗り継ぎは、距離は100mないと思いますが、BTSのホームから降りるときに階段があります。

 またBTSも最近は混雑が激しいので、大きなスーツケースは持ち運びが大変です。さらにナナ駅で降りてから地上に降りるまでにかなり狭くて長い階段があります。

 というわけで、後は天候を考慮し、タクシーかエアポートレイルリンクの選択をすればよいことになりますが、荷物の大きさと相談ですね。



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