6時頃ホテルを出ました。シーロム駅までは1駅ですから、6時10分ぐらいに到着。さすがにまだ早いので、「シーロム・コンプレックス」内をブラブラ。
上の方にJTBがあったので、ここでバンコク発のツアーにはどんなものがあるのか、パンフレットを眺めて研究。
しかし日本語パンフレットと同時にタイ語パンフレットも置いてあり、こちらはまったく内容が不明。バンコクのJTBなんだから当たり前だなと思いました。
このビルには小ぎれいなレストランもいくつかあるんですね。いつもタニヤプラザ方面ばかり歩いていたので気がつきませんでした。
それにしてもバンコクはレストランが多い。ちょっと洒落たビルがあると、必ずその中にガイドブックにはまったく記事にされないような(気がついていないだけかもしれませんが)レストランがいくつか入っています。
行き当たりばったりで入ってみても、お客さんがそこそこ入っている店なら、先ず間違いなさそうです。
ただ値段は、バンコクに来始めた頃に較べると、毎年毎年上昇しているように思えます。しかし若い人達がそういったレストランを気軽に利用する風景も日常的に見られるようになりましたから、経済的な力強さを感じてしまいます。
私が初めてバンコクのゴーゴーに行った時、ちょっと記憶は怪しいのですがビールは100B以下だったような記憶があります。
それが最近は、高いところでは150B以上しますから単純計算でここ10年くらいで食べ物の値段は2倍近くになったと言えそうです。
しかも150Bは500円近い値段です。ゴーゴーという特殊な環境の値段ですから高いのは当たり前とも思えますが、日本の高級ホテルでビール小瓶を飲むような値段にも思われます。
一方日本で牛丼は300円ぐらいで食べられますが、バーツに換算すれば100B。なんだかこういった食べ物は日本の方が安いのではないかとすら思えます。
なんてことをあれこれ考えながらブラブラしていたら、あっと言う間に時間が経過。6時40分に建物を出て、駅を横断。タニヤ通りを歩いてスラウォン通りを左折。
50mぐらいで「サリカフェ」到着。歩道側の席は空いていませんでしたが、歩道から一つ奧に入った2人がけの席が空いていたので迷わず選択。
着席と同時にウエイターさんが現れたので、先ずはビール。喉を潤しながら周囲を観察。日本人が7割ぐらい?
この手のオープンカフェが好きな欧米人も結構利用しているようです。お隣は30代ぐらいの日本人グループ。酔った勢い?で声高に話しているので内容も聞こえてきますが、やはり夜遊びの情報交換のようです。
この日は掲示板で声をかけていただいたSさんとKさんとの待ち合わせでしたが、Kさんは現地で連絡を取り合う方法がなかったようでお会いすることが出来ませんでした。
7時ちょうどにSさんに声をかけられました。第一印象からして気さくな方で、人見知りのある私も、その話術に引き込まれました。
互いのバンコク旅行の経験や、年齢的な楽しみ方が一致することを確認して、面倒なのでここで食事。
私が焼きそば。Sさんが炒飯を選択。Sさんは英語やタイ語をきちんと勉強されたようで、ウエイターさんと注文の内容をタイ語で話しています。
同じ年代の方がタイ語を自由に操るのはやはり羨ましい。「私も習うか」と酔った頭で悪魔の囁きが聞こえましたが、「英語すらままならないのに今更無理だろう。金の無駄だ」という囁きも同時に聞こえてきました。
しかしゴーゴーで楽しそうに遊んでいる欧米人や日本人の多くは、片言だとは思いますが、やはりタイ語をしゃべっているようです。
口べたで中学生英語しか話すことが出来ない私には羨ましい状況ですが、まあ無い物ねだりをしてもしょうがありません。
ちなみにSさんが注文した炒飯はひじょうに美味しいと言う評価でした。焼きそばもなかなか良かったです。予想通り味は保証できそうです。