第3日目 タナブットで名刺作り 

 
だいぶ疲れがたまっていたのか8時に起きました。宿泊している「エータス・ルンピニ」は眼下にラマ4世道路が走っていて、土日以外はいつも多数の車が走っています。

 しかしさすがに26階のフロアでは、その騒音はわずかに聞こえる程度です。またカーテンも分厚いので、しっかり閉めるといつまでも夜の雰囲気です。

 廊下からの騒音も、そもそも26階に宿泊している人は少ないようで、たま〜に話し声が聞こえるぐらいなので、ともかく静かの一言で程度で、眠るのが好きな人には良い環境だと思います。

 ただ私は年齢のせいか普段から早寝早起きなので、だいたい時差ぼけが直ると7時前には目が覚めます。そうでないときは疲れがたまっている証拠だろうと判断しています。

 まあいつものことですが、旅行開始後3日目か4日目あたりに疲れのピークが来るような気がします。それを過ぎると時差ぼけも落ち着き、体調も現地の環境に合うようです。
エータス・ルンピニ お粥主体の朝食
 というわけで、遅めの9時に朝食。この日はお粥を主体にした和洋折衷朝食です。

 お粥に入れる香辛料が何種類もあるのですが、どれがどんな味なのかさっぱり分からないので、適当に3種類ぐらい入れましたが、結構辛くなってびっくり。

 食べながら、今日はどこか観光でもしようかと思いつつ、そのついでに当初の目的だった名刺をMBK近辺で作ってみようかと計画。

 だとするとMBK近辺の観光スポットが良いかなと考え選んだのパヤタイ駅近くにあるらしい「スアン・パッカード宮殿」。

 というわけで10時にホテルを出発。この時間帯に出発すると、ロータリーにいつも同じ警備員さんがいて、視線が合うと「サワディー・カップ」と挨拶をしてくれるので、私も笑顔で「サワディ・カップ」と思い切って返事をしたら、わざわざ立ち上がって敬礼してくれました。

 ちょっとしたことですが、なんかお近づきになれたようでうれしかったです。以後このおじさんを見かけるたびに笑顔で挨拶が習慣になりました。

 これまで私は「サワディ・カップ」と挨拶されても、思わず「グッド・モーニング」と答えてしまっていたのですが、ようやくタイ語の挨拶を返すことが出来るようになりました。

 というわけで、気持ちよくホテルから地下鉄のルンピニ駅へ行き、そのままシーロムで乗り換えてMBKのある「ナショナル・スタジアム駅」へ。

 名刺作りはネットの情報から「タナブット」という印刷やさんにお願いすることして、MBKとは反対側の1番出口を出てそのままちょっと10mほど歩くと、左側にそれっぽいお店がありました。

 それっぽいというのは、要するに印刷やさんだなという雰囲気が店頭にあるだけで、看板等の文字は読めないからです。

 「こんなところか〜」と思いつつ、ドアを開けると「ピンポン」という大きな音が響き渡り、奥にいた二人の女性が同時にこちらを見て挨拶。

 しかしタイ語ですから、それを制して英語で「誰か日本語わかる人は?」と尋ねると、すぐにコーナーにいた女性が「はいどうぞ」と言ってくれました。(あらかじめネット情報で日本語が通じるということを確かめてありました)

 椅子に座って早速名刺作りの相談。どうやら名刺に書く文字のファイルを持ってくると少しばかり安くなったようですが、その場で作ることもできるということで、私は持参したメモ帳に乗せてもらいたい項目を書いておいたので、その流れで作ることにしました。

 作成は名刺の紙質を選び、テンプレートからデザインを選択。さらに私は特別にラミネート加工も注文。枚数は100枚。

 合計が380B。出来上がりは数時間後に出来ると思っていたのですが二日後。依頼したのが土曜だったせいかもしれませんし、ラミネート加工を頼んだからかもしれませんが、特に依存はなかったのでそれで注文。

 引換券を渡され、無事名刺作りが終了。およそ20分ぐらいだったと思います。その足で、当初の予定通りパヤタイ駅へ向かいます。



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