第5日目 「ハンラハンズ」で夕食

 昼寝から起きたら5時過ぎ。疲れがたまっています。ホテルの部屋が居心地がよいのでなんとなくダラダラ過ごしてしまいますが、年齢を重ねると、こういった時間が旅行には必要なんだろうなと勝手に思っています。

 とりあえず翌日が帰国日なので、スーツケースのパッキングを8割がた行い7時半にホテルを出発。いよいよ最後の夜遊びですが、「何が何でも遊んでやるぞ」という気合はありません。
ハンナハンズの座席からソイ4方面
 まあ自然の流れに身を委ねて、楽しめることを楽しもうという気楽な考えです。

 ホテルを出て向かったのがナナプラザ。今回はここのゴーゴーに一度も入店していません。BTSを乗り継いで向かいます。

 ただ夕食を食べていませんので、前回の旅行で気に入った「ハンラハンズ」に入店。ガイドブックではアイリッシュパブとなっています。

 「バスストップ」でも良かったのですが、黒いシックな店構えと、落ち着いた大人の雰囲気が気に入った店です。

 店に入っていくと最初は店内の座席に案内されたのですが、外の方が面白そうだったので柱の側のテーブル席に着席。

 110Bのビールを頼みメニューを眺めます。メニューの中に「目玉焼き付きステーキ」というのを発見。肉の重さは180gと書かれているので、「これならちょうど良いや」と考え注文。
ハンナハンズのステーキ
 しばらくすると、可愛らしいお姉さんが慌てたように表れ、「肉の焼き加減は?」と聞いてきます。

 どうやら私が注文したお兄ちゃんは、まだ店に慣れていない新人だったようです。「ミディアムレア」でお願いしますと答えました。

 しばらくするとビール到着。飲みながら通りを眺めたり、持参した文庫本を読んだりしながら寛いでいると料理が到着。

 肉と目玉焼き、フレンチフライがのっていて、私のイメージとぴったり。肉は私の注文どおりミディアムレアで柔らかくおいしかったです。たぶんこの店は今後もお世話になるだろうなと思いました。

 ちにみに入店する前に、お隣のバスストップのメニューも見ましたが、同じステーキでもこの店の方が少し高いようです。その分おいしい肉が食べられたと納得です。

 値段ですが470B。バンコクで食べる料理としてはかなり高いです。しかし払っただけの価値はあったと思います。

 食べ終えると時刻は8時半。最後の夜遊び開始です。店を出てナナプラザに向かいます。

 入り口付近の私の顔を知っているバービアにいる女の子に声をかけられましたが、今日はゴーゴーに行くからと笑顔で断って(別に断る必要もないのですが)、一度は顔をだす「レインボー2」へ。

 右奥に進み、カーテンをくぐるとすぐにこれまたいつものウエイトレスさんが目ざとく私を見つけ、足元を電気で照らし、「こっち、こっち」と手招きされます。

 ニコニコしながら請われるままに座席に座り、ビールを注文。ステージを見ると、かつて見たことがある子がほとんどいません。8割ぐらい入れ替わったように感じました。

 中には明らかに私好みの子もいたのですが、昨晩までのバタビンでの良い思いがあり、ここではあえて誰も呼びませんでした。

 いつも気を使ってくれるウエイトレスさんだけに飲み物を奢って店を出ました。この子は、それほど強く訴えてくるわけでもなく、さりげなく言ってくるだけなので助かります。

 「もう年だから、側に呼んでも話すだけだから勘弁ね」と言って、いつもステージを眺めているだけで許して?もらっています。



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