第1日目 パッポン徘徊 

 「豚骨火山」のラーメンでお腹を満たしたあとパッポン通りを歩きましたが、「時計、時計」「見るだけ」「バッグバッグ」「社長!」という声があちこちからかかります。しかし、ここはそれほどしつこくないので、ニコッと笑って必要ないという意思表示をします。

 ちょっと歩いてビアバーがある角を左折して向かったのが「バタビン」。路地の方から入ると入り口付近の照明が暗いので、ちょっとなれないと不安です。時間はまだ8時過ぎでお客さんは私以外に一人だけ。

 顔見知りのウエイトレスさんに微笑みかけられ、席に案内。まだお客さんが少ないせいで、前回訪問時に少し話しが出来た子がすぐに横に座りちょっとおしゃべり。「また来たよ」という挨拶みたいなもんです。

 前回が6月だったので四ヶ月ぶりですが、横に座った子にもウエイトレスさんにも「ずいぶん長い間会ってないね」と言われびっくり。

 こちらで働いている日本人も多数いるので、そういった方達の中には毎月、毎週?のように来ている人もいるのだと思います。

 しかし観光客にはそれは無理。個人的な感覚ですが、バンコクの場合は1週間ぐらいの滞在を三〜四ヶ月おきぐらいに楽しむのが良いかも、という気がします。

 お店ですが、だいたい8時半か9時過ぎから混雑が始まり、深夜に及ぶようです。しかし早寝早起きがモットーの私にはついていけません。しかも時差2時間のハンデもあります。

 いつも11時前に寝ている私は、バンコク時間10時(日本時間12時)になるとかなり眠くなってきます。

 というわけでビールを1本飲んで9時ごろ店を出て次が「ピンクパンサー」。私のほうは話してみたい子がいないでもなかったのですが、まだ店自体が盛り上がりに欠け、私にちょっかいを出す子もいなかったので、すぐに退散。

 最後は「エレクトリックブルー」。ここにも顔見知りの子がいて、やはりまだお客さんが少ないので、すぐに横に来ます。

 ダンスを眺めながら話しをしますが、タイ語オンリーなので、ほとんどコミュニケーションは成立しません。それでも横にいて落ち着くのが不思議です。

 このお店、ビールは安いので助かるのですが、ちょっと気を許すとウエイトレスさんやママさんがやたらチップをねだってくるのが鬱陶しい。頃合が難しいなと感じます。

 というわけで、この店ではビールを2本飲んで、チップや飲み物を奢って散財。といっても三店合計で1300Bぐらいの出費でしょうか。時刻は10時半。初日なのでもうかなり眠いです。

 シーロム通りに出て左折。サラデーン駅を過ぎて、車道側に路上駐車しているトゥクトゥクやタクシーがいなくなった場所まで移動し、流しのタクシーを捕まえホテルへ。70Bぐらいでした。

 ホテル着11時ぐらい。この日歩いた歩数が約1万歩。「1日目終了」なんて思っていたら寝ていました。 



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