第2日目 ナナからパッポンへ

  オクターブで30分ほど過ごし、暗くなってきたところで再びエレベーターで地上へ。BTSに乗りナナへ移動。

 ナナプラザのあるソイ4へ移動し、そのまままっすぐ歩き「バスストップ」へ。通り沿いのビアバーは、すでに大柄な欧米人が大声で談笑しています。いつもの雰囲気です。

 しかしバスストップ手前の「ハンラハンズ」あたりまで来ると少し静かになり、客層が変化するのがよく分かります。

 バスストップの入り口のメニューで今回目的としていた「ビーフシチュー」があることを確認して店内へ。最初はウエイトレスさんに丸テーブルに案内されましたが、ここに座っても周囲があまり良く見えないので、道路沿いのカウンター席へ。

 お隣の大柄なおじさんが、怪訝そうな顔をして私を見ていましたが、確かにカウンター席で日本人がのんびりビールを飲んでいたり食事をしたりしている姿を見ることは余りありません。

 ハイネケン(バンコクではシンハではなくいつもハイネケンです)とビーフシチューを頼んで360Bでした。写真は暗くて撮影できませんでした。

 カウンターから通りの向こう側を見ると、以前利用したことがある「茶々」という和食の店がなくなり、インド料理の店になっていました。

 ビールを飲んで、持参した本を読み、時々顔を上げて通りを眺めていると、今まさに出勤途中と思われる女性たちがたまに通り過ぎていきます。

 また時折物売りがやってきて、目の前に商品を差し出します。ああいった商売で買う人がいるのかどうか、これも気になる所です。

 なんてことを考えていたらビーフシチュー到着。おいしかったです。シチュー系の食べ物は、具がごろごろ入っていて柔らかく煮込んであれば、基本的に食べやすいなと感じています。

 お隣のおじさんが、今度はこのビーフシチューをじっと見ていました。おいしそうに見えたのかもしれません。私がアジア系の顔ではなかったら、話しかけてきたのかなと思います。

 ビールを飲んで、シチューを食べて満足して店を出て向かう先は当然ナナプラザです。入り口横にある両替所の脇を通っていくと、右側のビアバーから手招き

 かつて飲んだことがあるので顔を覚えてくれているようです。美形とはいえないような子(もしかすると年齢は30代?)ですが気立ては良さそう。その気立てに惹かれて、ついフラフラと寄ってしまいます。

 ここでまたハイネケン。カウンターに座り、目の前を歩く出勤途中の子やお客さんたちをボーっと眺めて過ごします。隣には先ほどの子が座り、片言の英会話。周囲は大柄な欧米人ばかり。

 時折目の前を通り過ぎる日本人のおじさんと思われる人が私の顔を眺めていきます。そんなに目立つのでしょうか。それとも私の方が意識しすぎ?よく分かりません。

 ここでダラダラしているとあっという間に8時半。そろそろ良いかなという感じで店を出て、この日はレインボー系へ挨拶回り?4、2、1と巡回。

 4が一番混んでいました。2と1は同じぐらいの入り。どの店にも可愛らしい子がいて、私のようなおじさんにも声をかけてくる子がいるのですが、どうも目的が見え見えなので、のんびりしたい私にはせわしなく感じられて面白くない。

 中にはステージ上に存在(立って)しているだけの子もいて、こりゃダメだと判断。

 というわけで、スクンビット通りに出て、適当なところでタクシーを捕まえます。「パッポン」と叫んで、運転手さんが頷いたのを見て乗り込んだら、乗ってから「150B」と言います。

 「なんだメーターじゃ行ってくれないのか」と思い、「じゃあ降ります」とドアを開けようとすると「100B」と一気に値下げ。

 普通に行くと60〜80Bなので、「じゃあ良いか」と思い「OK」と伝えそのまま乗車。タクシーは快調にふっとばしパッポンのスラウォン通り側へ。



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