第3日目 エータス・ルンピニへ

プレジデントソリティアの朝食
プレジデントソリティアのオムレツ


 昨晩は飲みすぎた上に遊び疲れて寝てしまったので、起きたのは8時半。私にしては驚異的な寝坊です。

 気持ちをすっきりさせるためにシャワーを浴びて朝食会場へ。

 「ナシゴレン」と書かれたオムライスのようなご飯と「ビーフン」をメインに、この日はオムレツも注文。

 オムレツにはタマネギとハムを混ぜてもらいますが、数分で出来るのがすごいです。

 朝食を食べながら、受付にあった日本語新聞を読みます。

 安倍政権は女性活用を目指し、女性の役員を3割に増やしたらどうか、なんてことを提案しているようです。

 しかし、それだったら自民党の国会議員の立候補者は、その3割を女性にすべきだなと感じました。

 指示するだけで自分を省みないのはちょっと情けないです。

 さらに国会の服装で、スカーフはいけないというような論争があることも書かれていて、まあ品位の問題はあるにせよ、高校の制服指導と同じレベルの論議だなと感じました。

 食後はしばらく部屋でブログ書き。この日はこの後お気に入りホテルの「エータス・ルンピニ」への移動となります。

 ちょっと早いかなと思いつつ昼食の関係もあり10時半にチェックアウト。手続きを終えると「タクシーが必要か?」と聞かれたので、「ルンピニまでメータータクシーを使いたい」と申告。

 すると受付からドアマンに声がかかり、ドアマンが外に飛び出していきました。ホテルの前には、メーターでは行かないタクシーが数台待機しています。

 ドアマンはどうするんだろうと思ってみていたら、待機している運転手さんを無視して、左折。通りの方に走って行き、流しのタクシーを捕まえてきてくれました。

 同時に私がドアを開けて出て行くと、待機している運転手さんから「タクシー?」という声がかかります。

 「そうだ」と答えてしまうと、流しのタクシーを呼びに行ったドアマンさんの仕事を裏切ることになるので、「彼に頼んだ」という意味で、ドアマンさんを指差すと納得してもらえたようです。

 というわけで、やはりホテル前にたむろしているタクシーの運転手さんは、交渉性のタクシーであることがはっきり判明。

 またこれらのタクシーがホテル側と何らかのつながりがあるともいえないようです。つまり勝手にホテル前で待機しているだけですから、ホテル側としても何も言えない。

 その代わり、客からメータータクシーの要望があれば、流しのタクシーを捕まえてくれるということのようです。

 従って客側としては、メータータクシーを使いたければ、はっきりとその旨を強調すべきだと改めて感じました。

 なおそれでも待機しているタクシー側と仲良しのドアマンもいるとは思えますので、いくら客がメーター使用を強調しても、こういった交渉性タクシーが来てしまうこともあると思います。

 その場合、乗り込んだ瞬間に、車内で運転手が「○○B」と告げてくることが多いので、納得できれば利用。納得できなければ「メータータクシーを呼んだはずなので降ります」とはっきり告げた方が良さそうです。

 ただし相手も人間で仕事上やむなくやっている場合もありますから、感情的な言い方は良くないと思っています。

 この当たり実に面倒で、最初の頃はこれが嫌だったのですが、バンコク行きを重ねるにつれ、それがバンコクのある意味生活習慣なんだと受け入れるようになりました。(地元の人もドアを開けて話しをしてから乗り込み、また降りてくるなんてことを何回も目撃しています)

 一方、渋滞でまったく動かないような道を通らないといけないような目的地を指定した場合、運転手さんの立場に立てば、料金が交渉性になるのもやむを得ないかなという気もしています。



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