第1日目 ロハス・スイーツホテル

 タクシー乗り場と書かれた場所に近付くと端末が4台並んでいて、その近くに行列が出てきています。

 私もその列に並んで順番を待ちます。すると4台の端末の内2台は故障中。タイらしいなと思いました。端末には1台ずつお姉さんが横にいて発券を手伝ってくれますが、紙を渡してくれるだけで説明はほとんどなし。

 便利になったのかどうか、ちっとも実感が沸きません。この紙に書いてある番号に停車しているタクシーに乗ればよい、ということで向かっていくと、最近バンコクで増えている大きめのバンタイプのタクシーでした。

 バンタイプは大きいという理由だけで料金をふっかける運転手がいるという噂を聞いていましたが、特に問題なくメーターを利用。

 車が大きい分出足は悪いようですが、無理な追い越しも出来ないので、割と安全運転の運転手さんでした。

 車内は、乗客席に肘掛けが付いていて、足元も通常のカローラバージョンのタクシーよりも広いので、ちょっと得した感じはします。ただその後市街では、この大きさのタクシーはまったく利用できませんでした。

 タクシーは高速を順調に進みましたが、料金所手前で渋滞。料金所は2回通過。最初が25B、次が50Bと続きます。この価格は覚えておくと便利です。

 この料金は運転手さんが自腹で払って後で料金に加算される場合と、料金所に近づいたとき、いきなり何も言わずに手を出してくることがあります。最初はびっくりしますが、100Bを渡すとちゃんとお釣りもくれます。

 というわけで、料金所や市街に入る出口付近、その他あちこちで渋滞を繰り返し、ようやくの思いで高速をでると、ロハスの場合はそこから一旦ホテル横を通り越して、かなり先でユーターン。

 さらにまたホテルの裏通りを通ってユーターンという複雑怪奇なルートをとります。初めてバンコクに来た人は、一体どこに連れて行かれるのか不安になると思います。

 これなら最初からマッカサン方面からタクシー利用の方が良かったなと思いつつ、料金は285B。空港使用料50Bを加算して340Bを渡しましたが、高速料金とあわせて415Bという結果です。

 ロータリーから入り口を入ると正面がフロント。今回のこの「ロハス・スイーツ」というホテルですが、日本のスーパーホテルというビジネスホテルを展開している会社がバンコクに進出したものです。

 かつて宿泊したことがあり、そのときに駅までのロケーションが不便なものの、それ以外の点では部屋も改装され、従業員さんも親切だったという印象があります。

 今回は以前と較べると、さらにサービスに気を使っている雰囲気が感じられました。

 具体的には、バンコクに来るようになって初めてほぼ9割方日本語でチェックイン手続きをすることが出来ました。さらに日本人向けの挨拶を重視しているようで、朝顔を合わすと、皆さん明るく「サワディーカー」「おはようございます」と挨拶をしてくれます。

 というわけで、英語が不安な人にもバンコクではオススメのホテルですが、残念ながら最寄り駅から10数分歩かなくてはいけないのが大変。またスワンナプーム空港からの移動も、タクシーを使うと、上に書いたように一方通行の制限が多く、結局遠回りになります。

 ただしホテルから常時トゥクトゥクがスクンビット通りまで送迎してくれます。またホテルの裏がソイ4(オムニホテルの前あたり)に通じているので、慣れてくるとナナ駅やナナプラザ方面への移動も楽です。

 ソイ4には、コンビにもあり、飲食店が多数。夜は賑やかな飲み屋街に変貌しますので、そぞろ歩きも私は楽しく感じられます。

 というわけで、夕方6時ちょっと前にチェックイン。部屋は1917号室。ちょっとびっくりしたのはエレベーターのすぐ隣の部屋だったこと。

 「もしかしたらうるさいかも」と思いましたが、エレベーターの作動音はまったく聞こえませんでした。また廊下を歩く人の音もほとんど聞こえず。

 エレベーター横という位置関係からか、部屋の構造もちょっと変則的で、ステューディオというより1ベッドルームに近い雰囲気です。



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