第3日目 「G's」でドイツ料理

 すばらしい夜景を堪能し、カクテルの価格の高さにがっくりし、人の多さに辟易し、およそ30分ぐらいで退散。再び降りてきた階段を上ることになりますが、カクテルのアルコールが強いのか、ちょっと足元が危ない。

 慎重に上り絶景ともお別れです。以下はバンコク市街方面の夜景だと思います。

ルブアからのバンコク市外の絶景

 高速のエレベーターに乗り込み、一気に下降。ビルの出口付近でタクシーを捕まえても良かったのですが、結構道が混んでいるので、「それだったらBTSのほうが早いだろう」と判断。

 時刻は8時で、BTSをサラデーン駅で降りて向かったのはパッポン。但しまだ夕食を食べていないので、パッポンに向かいながらどこに行こうかと思案。

 できればまだ入ったことがない店に入りたい。そう考えて思いついたのが「フードランド」の隣にあって、さりげなく欧米人で混んでいる小さな洋食レストラン。名前が「G's」という簡素な店。

 早速その店に向かい、入り口においてあるメニューを物色し入店。最初私はイタリアンの店だと思っていたので、とりあえずハイネケンを注文。
パッポンの「C’s」で食べたソーセージ料理
 しばらくして店の装飾やメニューを見て、ドイツ料理の店であることが判明したので、それならばと頼んだのが「ソーセージ料理」。

 これが予想外にうまい。というかこんなおいしいソーセージを食べたのは初めてです。

 ならばと考え、ウエイターさんに「おいしいドイツビールが飲みたいんだけど」とあつかましくお願いすると、「それならこれがいい」と持ってきてくれたのが「KOLSCH」という赤ラベルのビール。

 まあ試しに飲んでみるかと思い注文して一口飲むと、これがまた素晴らしい香りとコクです。日本のビールが水のように感じられます。「これはうまい!」と感動し、ウエイターさんにもその旨を告げて満足。

 「このお店はいいぞ。また来よう」と決心しつつ店を出ました。ちなみにマスターと思しき人が、一つ一つのテーブルを回って明るく挨拶をしているのにも好感が持てました。値段をメモし忘れたのがちょっと残念ですが、ここはまた翌日行くことになりました。

 店を出て向かったのは、お隣にあるいつもの「エレクトリックブルー」。しかしルブアでカクテルを飲み、先ほどの店でビールを2本飲んでいますから、酔いもかなり回っていて、このままホテルに戻るのが正解かなとは思っていました。

 ただ二日前に、「二日後にまた行くからね」とウエイトレスさんに約束したことを覚えていたので、自分から約束した手前行かないとまずいだろうと思い、入り口へ。時刻は9時ぐらいです。

 入り口を入ると、すぐにウエイトレスさんが手招きして「ここに座れ」と言います。ステージからはちょっと離れた隅の席で、「何でこんな場所に?」と思いつつ、いつもの60Bビールを注文。

 しばらくして理由が分かりましたが、要するに私と愛称の良い子がこの日は出勤していて、その子がいるなら他のダンサーとは関係なく、隅っこのほうでのんびりしてもらえば良いという配慮だったようです。

 というわけで、1時間ほどのんびりした時間を過ごし、ビールをさらに重ね満足してホテルに戻りました。当然疲れきって爆睡です。
 



トップページヘ 2015年1月 エカマイへ