第3日目 クイーンズプラザは閑散

 3時半過ぎに昼寝から起きてメールチェック。ついでにブログの管理画面ログインに挑戦しましたが駄目。

 諦めて、今回の目的の一つだったクイーンズプラザのビアバー街に行ってみようと5時過ぎに出発。

 5時半頃プロムポン駅到着。そういえばこの日ではありませんでしたが、ちょうどBTSの駅の階段を降りていると、すべての人が立ち止まると言う珍現象に遭遇。

 「いったい何事だ。駅構内で事件でも起きたのか?」と一瞬戸惑いましたが、何のことはない「国歌の放送時間帯」でした。

 しかし階段の途中だろうが何だろうが、すべての人が歩みを停めてまったく動かない様子はすごい。

 壮観ともいえますし、不気味とも言えます。そして音楽が聞こえなくなった瞬間、再び一斉に階段を降りはじめるのが不思議。時間が止まったような印象です。

 普段は交通法規なんかあってないが如しの無法地帯?のバンコクですが、王室への敬愛度は本当に高いんだなと思います。

 というわけで階段を降りて改札を抜け、6番出口を降りて、ついでだと思ったので、「ベンジャシリ公園」内をちょっと散策。

 スクンビット通りからは大きな池が見えますので、どんな魚がいるんだろうと近寄ってみると「亀」でした。

 池の回りの遊歩道?ではランニング、ウォーキング、散歩、さらに太極拳をやっている人もいて、バンコクでも健康志向は高くなっているんだなと感じます。

 再びスクンビット通りに出てソイ22方面へ歩き左折。この角近辺には5人も入れば満席になるようなビアバーがあちこち点在しています。しかしお客さんはほとんどいません。女の子が店頭でタバコを吸っていたり、化粧をしていたり、食事をしていたりと様々。

 また途中マッサージ店も多数。外から店の内部が見えますので健全な?マッサージ店だと思われますが、店頭で呼び込みをしている子達の化粧が濃い!ちょっと怪しい?ただ店頭表示の値段は1時間250〜300B程度なので庶民的です。

 以前その先の「シトラス・スクンビット22」というホテルに宿泊したことがあるので、「懐かしいな」と思って歩いていたのですが、なんとクローズ。営業していたのは7〜8年間?場所がやはりちょっと不便だからでしょうか?

 すぐ近くのレストランでも閉店しているところがあり、だとするとビアバーも・・・・と考えながら近づくと、店は開いているものの、お客さんは道路沿いの店に数名のみ。

 同じ時間帯のカウボーイやナナとは雲泥の差。だから逆に親しくなれる可能性も高いなと思いましたが、なにせ店は開いているものの、従業員さんも含めて、人の姿をほとんど見かけず、営業しようと言う姿勢が感じられないので入りにくい。

 というわけで第一印象どおり「こりゃ駄目だ」と判断。一回りして再びスクンビット通りに出て、とぼとぼと歩いてその先の歩道橋を渡り、目指したのがカウボーイ。

 ちなみにこの歩道橋周辺では、深夜に窃盗?等の事件が多発しているそうです。もちろんこの時間帯なら大丈夫です。

 ソイ23を右折して、「リトルイタリー」や「味彩ラーメン」の前を通過。カウボーイの通りに入り、もともとビアバー訪問が目的だったので、「シャーク」のビアバーで休憩。

 ビールは70Bでした。これを飲みながら通りを眺めたり、読書をしたり。でかい犬が一頭ウロウロしていましたが、お馴染みの犬らしく、あちこちで女の子から餌をもらっている様子。

 その間を猫が駆け抜けたり、出勤途中と思われるお姉さんが歩いていたり、こういった街の様子をボ〜ッと眺めているのも楽しいものです。

 すると右手から若い女の子が三人現れ、シャークの前で立ち止まって店名を確認している様子。

 やがて店頭に現れたお店の関係者と思われる女性に問いかけをして、そのまま店内に消えていきましたが、私には求職活動のように見えました。

 なるほどこうやって女の子が応募してくるのかと思いましたが、その推測が正しいのかどうかは不明です。

 そうやって時間を過ごしていたら、いつの間にか7時を過ぎて、周辺は徐々に活気を呈してきました。それとともに私も空腹を感じるようになったので、結局いつもの?すぐそばにある「オールド・ダッチ」へ。

 「それだったら最初からこの店の店頭で飲食していればよかったのに」とちょっと反省。ただビールの値段はビアバーの方が安いことは間違いなさそう。



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