第4日目 戦勝記念塔 

 さて「トム・ヤム・クン」ですが、表面に赤い唐辛子のようなものが浮いていて見るからに辛そう。

 しかし食べないことには意味がないので、恐る恐るスプーンでスープと食べやすそうなものを掬って口に入れると・・・・「確かに辛いけどそれほどでもない!」「これなら食べられそうだ」と思って二口。

 なるほどちょっとだけ辛いということは、やはり調整してくれたんだなと納得。ここで少し余裕が出て、中に入っている食材を吟味。

 どうやらキノコとショウガ以外に各種の野菜と中ぐらいの海老が10数匹。ただ中に妙に硬い野菜があって、一部はどうしても噛み切れず、そっと吐き出しました。ショウガの一種かなと思いました。

 わずかな酸味と辛さがご飯に合うなと思って食べながら、「そういえばこの味はどこかで体験したぞ?」と記憶をたどると、何のことはない、かつてタイのお土産で買ったトムヤムクン味と書かれた、超辛いインスタントラーメンの味とそっくり。
ビクトリーモニュメント 戦勝記念塔
 「な〜んだ。じゃあ私はすでにトムヤムクン味をインスタントラーメンで体験していたんだ」と納得。

 (パッケージにトムヤムクン味と書いてありましたから当たり前だと思うのですが、それが本当の味かどうか疑っていました)

 というわけで、見るからに硬そうに思える野菜は除外して、その他の野菜と海老を完食。ご飯もすべて食べ終わり大満足。

 会計をすると、なんと100B。「やっぱり庶民の食堂は安いんだ〜」とびっくり。

 ちょっとばかし残った口の中の辛さを意識しつつ、店の横の路地から戦勝記念塔方面へ歩いて移動。
戦勝記念塔周辺の交通
 ロータリーに出てモニュメントを撮影。しかし付近に観光客はほとんどいなくて、もの珍しそうに写真を撮影している人は皆無。

 路上を見ると、ガイドブックの案内の通り、多数のバスが行きかっていて、交通の要所と書かれたガイドブックの記載を実感することができました。

 というわけで記念塔の観光は15分ほどで終了。そのまま素直にBTSでホテルへ。

 部屋に戻ってきましたが、まだクリーニングが終わっていませんでした。こういうときは面倒です。昼寝をしていると途中で無理矢理起こされそう。

 しょうがないので、ちょっとブログを書いたりしてから、コーヒーブレークに出かけました。チョンノンシー駅前に出て左折してぶらぶら歩いていくと、「サトーンタニ・コンプレックス」というビルがあり、そこに何軒かお店がありました。

 その中のカフェを選んで入店。アメリカンを頼んで、ちょっとフカフカしたスターバックスにあるようなソファーに座って読書。

 アメリカンが85Bもしました。日本円で300円ぐらい。「ドトールの方が安いじゃん」と心の中でぶつぶつ言いながら、1時間ほどのんびりです。

 部屋に戻ったのが4時。クリーニングも終わっていて、綺麗になったベッドですぐに昼寝。

 起きたら夕方5時。再びブログの更新をしてシャワー。6時半夜遊びに出発。どこに行こうかと迷いつつチョンノンシー駅へ。

 結局向かったのがナナ。ソイ4沿いでどこか新しい店に入りたいなと思い、ソイ6から回り込んで行きました。

 すると角にあった「セブン・シー」というシーフードレストランがどうやらクローズ。ちょっと入ってみたいなと思っていたレストランでした。

 そのままブラブラとスクンビット通りに向かいましたが、「入りたい」という店がない!結局いつもの「バスストップ」へ。



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