第1日目 ゴーゴー放浪

 オアシスラウンジでの夕食ですが、会計は470Bでした。2品食べてビールを飲んでいますから、まあ妥当な値段だと思います。

 店を出たのが8時半。スラウォン通りをパッポン方面に向かい、最初に入った店が「バダヴィン」。

 入り口が二つあるのですが、パッポン側の路地の入り口に近づくと顔見知りのウエイトレスさんがちょうど外に出てくるところに出くわし、すぐに歓迎モードとなり一緒に店内へ。

 入ると右側が女性陣の待機場所で奥にバーカウンター。その手前左側がステージ。空いている席に座りいつものように「ハイネケン」。

 持って来たハイネケンをグビっと飲んで、ステージはどんなもんかと見渡すと、なんと以前飲み物を奢ったスレンダーな子がたまたま目の前にいて、ばっちりと目があってしまいました。

 目が合えば必然的に「やあやあ久しぶり」という感じなりますので、ダンスが終わるやいなや、すぐ横に来て、また奢らされてしまいました。

 性格的にはひじょうに良い子だと思っているのですが、英語はあまり得意ではないようで、会話がほとんど成立しません。これが少し残念。

 それでも飲み物を奢ってステージを見ていると、前回のバンコク旅行で衝撃的な激しい踊りを披露してくれた子が現れ、前回同様ステージ上で激しく身をくねらせています。

 隣の子に、「ああいうダンスは出来るか?」と聞いてみましたが、「無理だ」というような返事でした。

 ちなみこの子にも6月の旅行時、そのダンスの激烈さに感動してついチップを渡してしまったのですが、そのことを覚えているらしく、しっかりとチップ攻撃を受けました。

 欧米人の場合は、このあたりさりげなく断ったりしているようですが、私には到底その真似は出来ず、ニコニコしながら、ダンスや横に来てくれたお礼だという意識でついチップを渡してしまいます。

 女の子側もあしらいやすい客だと思っているはずですが、「それで良い」と私自信も納得しています。

 なおこのとき、ステージ上には女の子が30人ぐらいいたと思いますが、パッポンでは一番美しい子が多いのではないかと感じました。

 しかし長居をすると、次々と飲み物やチップをねだる子が現れるので、40分ほどで退店。次に向かったのが、パッポン2の道を挟んだ反対側にある、いつもの「エレクトリックブルー」。

 入り口にいつも安いドラフトビールの看板を下げた呼び込みさんがいます。値段はしょっちゅう変更されているようですが、このときは一杯50Bでした。

 中で注文するとき、通常のハイネケンを頼むと100Bを越してしまいます。外の看板のドラフトビールだといつも外を指差して、注文しています。

 しかし以前良く横に来た相性のよい子がいませんでした。残念ですが、最近この子を見かける機会がめっきり減ってしまいました。

 ママさんに寄れば「田舎に帰っていて、また戻ってくる」という話のようですが、どうも信用できません。おとなしく横でニコッと笑っている子だったので、エレクトリックブルーの狂乱的な雰囲気が嫌になったのかなという気もしています。

 というわけで、それ以外の子はどうだろう?と見渡してみるのですが、・・・・私の場合は上記の子に会うために来ているだけで、他の子はどうも話す気になれません。

 一方たまたまだと思いますが、一部の常連と思われるグループ客のまわりが妙に盛り上がっていました。しかし、どうもその盛り上がっている内容は下品なサービスみたいなので、興醒めして30分弱で店を出ました。

 何となくまだ物足りなかったので、さらにスラウォン通り側に向かい「ピンクパンサー」へ。

 酔いもだいぶ回ってきたので、ここではビールを控えて水を飲みながらダンス鑑賞。しかしこの店は、座席からステージまでが遠いので、目の悪い私には不向き。

 というわけでやはり30分で諦めて、MRTのシーロム駅からスクンビット駅に戻りカウボーイへ。とりあえず端から端まで歩いて入店したのが「ライトハウス」。

 ここではコーラを頼んで、ふとステージを見上げたら、その昔「シャーク」で踊っていて飲み物を奢った子が目の前にいて手を振ってきました。

 しかしまだゴーゴーに慣れていない頃に奢った子で、むしろ奢らされたという雰囲気に近い。というわけで、悪いけどまた今度ねというようにお断りして、他の子達を見ていましたが、やはり話そうという気になれる子がいない。

 時刻を見たら10時半。「まあ初日はこんなもんだろう」と思ったので潔く?撤退。歩いてホテルに戻り11時就寝。こういうときホテルが近いと便利です。



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