第4日目 パタヤ最後の夜

 夕食後は当然ゴーゴー巡り。パタヤ最後の夜だと思って頑張りました。最初に「バカラ」。やはり美しい顔立ちの子が多い。しかし愛想がないので、すぐに飽きてしまいます。チップを含めて170B払って、30分ほどで店を出ました。

 次に「スカイフォール」という店へ。ここではオレンジジュースを2杯。理由は以下の通り。踊っている子は「こんなもんか」という感じでしたが、たまたま座った席の横に待機している子が妙に可愛らしい。

 チラッとこちらを見てニコッとされると、もうそれだけで飲み物を奢る気になってしまいました。

 ステージ上の子では「話をしてみたい」という子がいませんでしたので、ちょっと合図(目があった時に飲むしぐさをするだけです)をして、「飲む?」と聞いてみると、すぐ横に来ました。

 そばに来て見ても、化粧で誤魔化している部分はほとんどなく、本当に顔立ちの良い子だということが分かりました。

 性格も素直そうです。初日にこの子と会っていれば、3日間通い詰めたかもしれません。ただやはり音楽がうるさい。

 他の店にも行ってみたかったので、番号と名前をメモし、チップを渡して1時間ほどで店を出ました。

 次に向かったのが「ハッピー」。ダンスをしている女の子たちは、笑顔を振りまいてくれる店です。

 ここで横にいたドイツ人のおじいさんが妙に人懐っこく話しかけてきて面白かったです。隣に座って目が合った瞬間に、いきなり「乾杯!」。

 続いて「どこから来たんだ?」と聞くので、「日本からで、あなたは?」と聞くと、「ジャーマニー」という返事。夕食で利用したドイツ料理のレストランが流行るわけだとちょっと納得です。

 このおじいさん、私から見ると70歳ぐらいに見えたのですが、外人さんは50歳を過ぎると急に年寄りに見えてきますので、もしかしたら同年代かもしれません。

 しばらくダンスを眺めて、おじいさんにきちんと別れを告げて次の店へ。入ったのが「センセーションズ」。

 しかしこの日は人数は多いもの、これはと思う子がいませんでした。バンコクやパタヤのゴーゴーは、同じ子が毎日いる場合もあるし、全く違う子が踊っていたりといろいろです。

 したがってたまたま入った時の印象で、その店全体の評価をしてしまうことは危険だなと思っています。3回行ってみればだいたい分かるかなとという感じです。

 この店では、私から少し離れたところに座っていた外人さんが、1000B札を何枚か20B札に両替したみたいで、厚さ3cmぐらいの札束を持っていました。

 それを見てステージ上の女の子が「私に私に」と指さして叫んでいます。すると30代だと思われる外人さんですが、椅子から立ち上がり、札束の一部を花吹雪のようにステージへ投げました。

 当然ながら紙幣がヒラヒラと舞い落ちるので、ダンサーやウエイトレスさんが必死になってそれを拾います。

 まあそういう遊び方もあるんだなと思いましたが、私にはとても真似できません。お金がもったいないのと、なんか小馬鹿にしているような印象があるからです。

 しかしこれが面白いと思った客もいたようで、ステージ反対側でも紙幣をばらまく人がいて、「音楽もうるさいし、こりゃダンスは楽しめないな」と思ったので、おとなしく退散しました。

 最後に入ったのが「スーパーガール」。結局この店だけ3日間連続して通ってしまいました。

 初日からちょっと仲良くなった子がいるからです。しかしこの日はステージ上のダンサーもお客さんも閑散。時間が遅かったせいかもしれません。

 当然ながらいつもの子に待ってましたとばかり歓迎されました。格別美しい子でもないと思うのですが、気持ちの優しが感じられました。

 ここでも名前と番号を再確認して、別れを惜しまれつつ退店。というわけで、結局この日は5軒回って終了。11時にホテルに戻り就寝です。



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