第9日目 帰国

 朝5時に起きて、最後のパッキング。5時45分にチェックアウト。フロントで「ビールを1本だけ飲みました」と自己申告して支払い。90Bぐらいだったと思います。

 ゴーゴーで飲んでいると、ホテルの割高なビールも安く感じられるのが不思議です。コンビニならさらに安いので、そこで買って来て部屋で飲んでいればいいわけですが、エータスルンピニの格を考えると、そこまでするかあと思えます。

 ホテルから空港まではタクシー利用。フロントでいつものように「メータータクシーを」と、メーターの部分を強調して要望します。
 
 すると1分ほどの待ち時間でタクシーがロータリーに到着。運転手さんは、車内の雑談で、日本にも来たことがあり、英語も話す運転手さんでした。

 ただこの方、掲示板には書きませんでしたが、私が乗り込むとすぐにメーターを起動したまでは良かったのですが、その後英語で話しかけてきて、私が多少理解できると思ったのか、「来るときは空港からいくらで来たか?」と聞いてきました。

 根が正直なので、「400Bぐらいだった」と答えると、「確かにそうだ。この乗車も400Bで空港まで行くけどどうだ?」と言われ、数回にわたり「ノー」を連発。

 やり取りの中で、「タイには何回ぐらい来ている?」と聞かれたので「20回ぐらい」と答えると、それでようやく納得したのか、あとは世間話となりました。

 たぶんですが、空港に行くときの高速代等のトラブル(客が50〜75Bの高速代を払う)があったりするのかもしれないなと感じました。もちろん最初から500Bとか言ってくる運転手さんもいます。

 タクシーに乗り込んで、ホテルのロータリーを出るか出ないかの場所で「・・・Bでどうだ」と言ってくる運転手さんもたまにいます。

 だいたいはダメもとで言っているような気がしますが、ホテルでメータータクシーをと伝えて呼んでもらった場合は、「ストップ、降りてホテルに伝える」(Stop I get off and call hotel stuff)と伝えれば、だいたいメーターを使ってくれると思います。(普通はStopと言って降りるしぐさをすれば、大丈夫です)

 というわけで、雑談をしてからはタクシーは快調に走り30分ほどで空港到着。320Bぐらいだったと思いますが、安全運転だったので、いつものように「安全運転ありがとう」というと、先ほどは400Bと言っていたのに、ちゃんと「ありがとう、気を付けて」と笑顔で見送ってくれました。

 スワンナプーム空港は早朝のためかまだ空いていて、すぐにチェックイン、手荷物検査、出国検査が終了。いつものラウンジに行くと、8割がた座席が埋まっていて、これはちょっとびっくりです。ガラガラだと想像していました。

 その後は順調に飛行を繰り返し、帰りはエコノミー席ですから、食事ついても特においしいと記載できるようなものでもなく、うつらうつらしているうちに無事成田空港に着陸です。
 
 着陸寸前に外を見たら雨が降っていてびっくり。面倒だな、空港から自宅までは安全運転に徹しないとと思いつつ、高速を使って90〜100kmの速さで帰ってきました。

 しかし夜で雨のせいかもしれませんが、皆さん、運転が穏やか。バンコクの高速だと1分1秒を争そって前に行こうとしますので、スリル満点です。

 というわけで、風邪をひいてしまったものの、それ以外の点では、充実感のある旅行だったなという感想を持っています。



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