第1日目 チャイナエアラインで台北へ

  ついに出発日を迎えました。60代半ばにもなって、相変わらず気弱で小心者おじさんが、中学生英語を駆使しつつ、勇気を出してバンコクとクアラルンプールの二か国を旅する旅行記です。

 昨日は最後の詰め込み。用意したスーツケースはいつもの60L入りのもので、着替えを極力減らし、重量を減らすように努めたところ、3分の2ぐらいが埋まりました。成田空港で重量を確認しようと思ったのですが、すっかり忘れていました。

 持った感じでは12kgぐらいかなと思われます。(クアラルンプールに行くときドンムアン空港で確認したら、11.2kgでした)このぐらいだと階段の上り下りも何とかよろけずにすみます。

 最近はハンディ型の便利な重量計も安く販売されています。ただ灯油18Lのポリタンクの重さを覚えているので、持った感じでもだいたい分かりますね。15kgを越えると、持って歩くとよろよろします。

 しかしようやく詰め込んだと思ってほっとしていると、そういえばあれを入れたかなとか、新たなに入れるものを思いついたりして、その度に鍵を開けたり閉めたりでなかなか落ち着きません。

 昨晩は早めに就寝。何せ起きるのは早朝4時40分。この時間に起きて5時15分ぐらいに出発しないと、埼玉からだと最終チェックイン時刻1時間前の8時半にに遅れる可能性があります。

 寝られるかなと思っていましたが、案外寝付きも良く目覚ましが鳴るまで寝ていました。急いで身支度を整え無事早朝5時15分に予定通り出発。最寄り駅までは息子に送ってもらいました。以前はタクシーを使っていたので、これだけは便利です。

 最寄駅から予定通りの列車に乗りましたが、JRへの乗り継ぎやスカイライナーへの乗り換えに思った以上に手間取り、結局成田空港着が7時50分ぐらい。

 本当は離陸の2時間前の7時半ぐらいに着く予定でした。というわけで、まずは足早に出発ロビーへ行き、右に曲がってJALのカウンターでコート預け。JALのマイレージカードを持っていたので提示したら10%引きになりました。

 続いてチェックイン。すでにカウンターでのチェックインの列はなくなっていました。あっという間に通過しましたが、その先の手荷物検査で、外まで人があふれ出し大混雑。「こりゃ時間がかかるかも」と思いましたが、手際が良いのか15分ぐらいで通過。

 出国審査は10人ぐらい並んでいましたが、ここも5分ほどで通過。その先を左折してエスカレーターで階下に降りてチャイナのラウンジへ。ここでいつものように稲荷寿司とかっぱ巻きなんぞを食べて降圧剤を服用。

チャイナエアラインのラウンジ

 メールチェックやブログの原稿を書いて、ふと時計を見ると搭乗時刻が迫っていました。回りのお客さんがどんどん荷物を持って出ていきます。今日のゲートは84番ゲートでちょっと歩く必要があるので少し慌てて出発。

 到着するとすでに搭乗が始まっていました。台湾への修学旅行と思われる多数の高校生が並んでいて大混雑。その脇をすり抜けて優先搭乗。

 乗り込んでみると、隣には50代と思われる私より少し若いおじさんがいました。一応ちょっと会釈をして、「失礼します」と言いながら座りましたが、全く反応なし。日本人だと思いますが、食事等の頼み方もちょっと横柄というか偉そうでした。

 乗り込むと先ずウェルカムドリンク。オレンジジュース、アップルジュース、水の三者択一ですが、ここで早くもワインなんかを頼んでいる人もいます。

 続いて新聞や雑誌を持ってきてくれ、さらに機内食メニューの配布。食事はビーフとチキンを和食から一つを選ぶのですが、私はビーフを選択。

 ところがしばらくして「ビーフの副菜が足りなくなったということで、和食の副菜になりますがよろしいでしょうか」と言われ、すぐに承諾。まあここでごねてもしょうがないです。

 ただ隣のおじさんは通常のビーフのメニューでしたから「なんで私がターゲットになったのかな?」と思いましたが、年齢的に和食で我慢してもらえそうだし、わがままを言わなさそうな客だと思われたのかも。



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