エアアジア搭乗

 ようやく身軽になって次は出国審査。ところがこれまた場所は搭乗券を見て「L4」ということは分かりましたが、そこに行くための道順が不明。

 「全く不親切だなあ」と思いつつ、先ほどのお兄ちゃんに場所を尋ねると、情けない年寄りだと思ったのか、「あっち」というように指をさして教えてくれました。

 示された場所に行くと、最初に簡単な手荷物検査があり、次に出国審査。このあたりは両手の指の指紋の確認を除けば順調。

 ところがずいぶん手荷物検査が楽だなと思っていたら、再度手荷物検査があり、ここで私はベルトが引っ掛かり、やり直し。

 この間検査の方法等について説明がほとんどありません。荷物からコンピューター等を出すのか出さないのか、上着を脱ぐのか脱がないのかもも不明。一応コンピューターは出しましたが面倒です。

 そして指定された「L4」ゲートにようやく到着。しかし病院の通路のような場所で、壁沿いに椅子が並んでいるだけ。

 ファーストフードのようなカフェもありましたが、もともと待合室の椅子の数が少ないので、お店の座席も満席です。

 一方アナウンスがときたまあるもののその内容は分かりにくい。ようやく分かったのは、目的の便は、やはりディレイだということ。

 近くの椅子に座りブログを更新したりして待っていると、すぐ目の前にチャイニーズ系のおばちゃんが2名立って、こちらにかまわず大声でおしゃべり開始。

 しばらく我慢していましたが、あまりの無礼さに思わず「うるさいなあ」と小さなつぶやきが口から出てしまいびっくり。

 隣にいたインド系の美女は、その声が聞こえたらしくこちらを見てニッコリ。内容は分からなかったはずですが、なんとなく「同感です」というニュアンスを感じました。

 さらに待ち時間が長かったので、搭乗前にと思いトイレに行ったのですが、ドアを開けたらイスラムの宗教ルームだったようで、10人ぐらいの信者さんが祈りの真っ最中。

 不思議そうにこちらを見つめる人もいてびっくり。いやはやです。慌てて飛び出してドア横の絵を確認しましたが、ぱっと見、トイレ表示と見分けがつきにくいなと感じました。

 「まったくもうさんざんな目に遭う空港だな」と思いつつ、指定された搭乗時刻から40分ぐらい遅れてようやく搭乗開始。乗り込んでみると、私は3列席の窓側でしたが、なぜか窓側2列に勝手に座り込んでいるチャイニーズ系の若者が二人。

 「面倒だな」と思いつつ、搭乗券の座席指定部分を若者に示すと、すぐに移動。この態度は多少好感が持てましたが、だったら最初から決められた席にきちんと座っていろよとも言いたくなります。

 というわけで、一番窓側の席に座ると、今回は最前列ではなかったので、足元が非常に窮屈。やっぱりLCCは一番前以外はつらいなという印象です。

エアアジアの座席

 まあそれでも何とか飛び立ち、途中で何を選んだか忘れてしまった小さな機内食(チキンでした)を食べ、狭いなあと不満を覚えつつ、2時間ちょっとをじっと我慢です。

エアアジアの機内食 チキン



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