ワット・インドラウィハーンへ

 次に向かったのが「ワットインドラウイハーン」と呼ばれている、巨大な立像があるお寺。「歩くバンコク」の表紙裏の大まかな地図を見て、最初はタクシーかなんかで行こうかと思ったのですが見当たらず。

 トゥクトゥクも待機しているようですが、地図を見ると行く途中に「ラマ5世騎馬像」とか「ウイメンマーク宮殿」というような表示があったので、これもついでに見学することにして徒歩で向かうことに決定。

 暑い中、「方向はこっちいいよな」とシーアユタヤ通りと書かれた道路名の表示を何回も確かめながら、先ずはサムセン通りに向かって西向きに歩いて行きます。

 数100mほど歩いたところで右側に騎馬像らしきものが見えてきたので右折。しかしこの辺りを歩いている観光客は皆無。

 ちょっと心細く思いながら先ずは騎馬像を撮影。その向こうには宮殿らしき美しい建物も見えています。

 
 
 騎馬像を見てさらに奥の宮殿らしき建物に向かうと、大きなフェンスがあって、その両側に衛兵が立っていました。というわけでその姿を撮影し、立派な宮殿だなと思いながら見学終了。

 と思ってネットの情報を確認したら、どうやらこの建物は「アナンタサマーコム殿」と呼ばれる建物のようで、この辺りもっと事前の勉強が必要だったようです。



 再び元の道に戻ってさらに西へ。やがてついにサムセン通りに到着。1.5kmぐらい歩いたような気がします。サムセン通りを左折。しかし目的地の「ワット・インドラウイハーン」というお寺の場所は「歩くバンコク」には出ていません。

 「どこまで歩けばいいんだろう?」とさらに0.5kmほど歩くと川を発見。この橋の近くの露店のおばちゃんに勇気を出して「ワットインドウィハーンはどこ?」と英語で聞いてみると、もうちょっと先の左側というジェスチャーで教えてくれました。

 丁寧にお礼を言ってさらに歩くと、それらしきお寺は全く見えず、徐々に不安に。そんな時、左側に地元の人が集まる市場のような場所を発見。

 もしかしたらうわさに聞く100年市場?かと思いブログにはそう書きましたが、どうやら違うみたいです。ただ不安に思ったので、入り口近くでパンプキンケーキを売っていた2人組のお姉さんに質問。

 すると、お寺の名前は分かってくれるようで、先ほどのおばさんと同様に、もう少し歩いて左側という返事。もちろん返事はタイ語なので、詳細な内容は不明ですが、何となくわかるもんですね。

 ちなみに最初にその2人の前を通ったとき、最初はタイ語で話しかけられたので、なるほどそれなりにタイ社会に溶け込んだような身なり、顔つきになっているのかなと思いつつ、英語で「タイ語は分かりません。お寺の場所を教えてください」と尋ねると、にこやかな身振りで非常に丁寧に「もう少し歩いて左側」と言われました。

 その雰囲気が非常に親切で、なるほど私はこういったコミュニケーションを求めてタイに来ているんだなとちょっとうれしくなり、お礼に20Bのパンプキンケーキを一つ購入。おいしかったです。

 というわけで、左側を見ながらさらに歩いて行くとそれらしき巨大な仏像の姿が建物の間から見えたので、その方向へ。ようやく到着です。

ワットインドラウイハーンの巨大立像

 大変巨大な立像ですが、顔は穏やか。にらみつけるような眼差しではなく、周りを静かに見下ろしている感じです。



プラスメン砦からアイコンサイアムへ


2018年11月の旅行


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