参考書籍(読み物関連)


タイ無責任ガイド

 バンコクに行く人の目的はいろいろあると思いますが、男性諸氏の中には夜の楽しみを求めている人もいるかもしれません。

 この本はそういった夜遊びの事について、タイ旅行ベテランと思われる著者が、一般の旅行者では気がつかないような細かいことまで説明してくれている本です。

 しかも通常の旅行や食べ物、買い物等についての、ガイドブックには書いてないような情報も網羅されていますので、一読するだけでバンコク通に慣れるという優れものです。

 個人的には、「歩くバンコク」とこの本があれば、とりあえず一通りのバンコク旅行を楽しめるのではないかと思います。夜飲み歩く予定の人には一押しの本です。

 出版されてだいぶ経ちます(2005年)が、人気があるようで楽天では新品は売り切れでした。

 読んでいて、思わず「ニヤッ」とする内容も多いです。


タイ鉄道散歩

 バンコクに行き始めて10年近くが経ち、アユタヤやカムチャナブリ、パタヤと言った周辺観光地にも行きました。

 しかしこれらの街へはオプショナルツアー等を使って行くことが多く、その交通手段はシャトルバス等が多く、鉄道に乗るという機会はほとんどありません。

 わずかにカムチャナブリツアーでは、ツアーの中に鉄道乗車が組み込まれ、また蒸気機関車ツアーにも参加しましたが、それ以外の一般鉄道にはいまだ乗る機会がありません。

 そんな中、ウォンウェイヤイ駅から鉄道に乗り、川を渡り鉄道市場と呼ばれる場所まで自力で列車を使って行ける事が分かり、そのときの参考にしようと思いこの本を購入しました。

 メー・クローン線と呼ばれるようですが、日本の昭和時代に走っていたような電車に乗ってみたいという希望もあります。また各駅ごとの簡単な観光地の紹介も面白ろそうです。

 著者はタイ無責任ガイドと同じ方です。


週末バンコクでちょっと脱力

 アジアの旅行では一時期よく名前を聞いていた著者ですが、ここしばらく何も書く気が起きなかったそうです。

 その方が久しぶりに書いた本ということで、冒頭部分を本屋さんで立ち読み後、「これは面白そうだ」と思い、後日アマゾンで購入。今まさに読んでいるところです。

 私自身旅行は大好きなのですが、東南アジアに関して、そのイメージを植えつけられたのが彼の著作だと思って間違いなさそうです。

 バンコクに関して言えば、安宿、渋滞、エアコンのないバス、大気汚染、人のるつぼ、退廃的な街の雰囲気といった印象でしょうか。

 その後私自身もバンコクに行き始めて10年ぐらいが経過し、最初に読んだ下川氏の著作はまさにその通りだったと感じましたが、ここに来てバンコクそのものが大きく近代的に変化して、良い意味でも悪い意味でも変わってしまったもの、失ったものがあるのだと思います。

 そんなことを思いながら読むのが面白うだと思っています。 

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