チェンマイの寺院

 チェンマイの旧市街にある寺院について調べています。しかしちょっと調べたら、旧市街内だけで30以上の寺院が点在しているようで、まるで日本の京都のよう?

 現在日本の京都は海外観光客で溢れていて、日本人観光客は逆に敬遠気味のようですが、チェンマイはまだそれほど観光客が多いようには思えません。

 その意味では、こういった寺院をゆっくりのんびり見て回るのは今の内かなという気もします。

 といっても、以前は「古臭いお寺なんて、わざわざ見て回っても・・・」という気持ちが強かったのですが、バンコクに足しげく通うようになって、逆にこういった寺院に関心を持つようになりました。

 
 初めてバンコクに行って、とりあえずと思って訪れた王宮のキンキラキンの建物を見て、「なんて贅沢なんだ。道端に物乞いがいるのに、やたら金があるんだな」と若干の反発も感じました。

 しかしその後ワットアルンやワットポー以外のあちこちのお寺を見ているうちに、現地の人の熱心な姿が目に入るようになり、「なるほど、タイでは寺院の存在が文化として根付いているんだな」と思うようになりました。

 さらにナナプラザ等で遊ぶようになって、入り口の右側に小さな祠を発見。出勤するゴーゴーの子たちの大多数が、この祠の前できちんとワイをする姿を見て、「なるほど、宗教が生活に根付いているんだな」と納得。

 一方、加齢によって自分自身の最後が1日1日近づいてい来たなという意識も芽生え、これまであまり関心のなかった墓参りや、お盆、お彼岸といった日も意識するようになりました。

 そうやって私の心の中の価値観が少しずつ変化したことを意識し、改めてバンコクに行って壮麗な寺院を見学すると、これまでとは違った印象を持つようになりました。

 というわけでチェンマイでの寺院巡りが面白そうだと思うようになっています。しかしチェンマイでの寺院巡りを楽しもうと思ったら、この地方の歴史的背景も知る必要がありそう。


 しかし歴史はとりあえずおいておいて、最初に旧市街内にある有名なお寺の名前をピックアップしてみました。これはネットで調べるとすぐわかります。

 最初が最も大きいらしい旧市街西にある「ワットプラシン」。ターペー門近くのホテルに宿泊すると、ここまではちょっと距離がありそう。

 次がそこから東に500mほど進んだところにある「ワットチェディルアン」。どうやらバンコクのワットアルンに匹敵する巨大な仏塔があったようですが、先端部分は地震で崩壊?

 それでもネットに掲載されている画像を見る限り、かなり迫力がある建造物です。ただしワットアルンのように、この仏塔には階段があるものの上ることはできないようです。

 三つめが「ワットチェンマン」だそうで、チェンマイでは最古のお寺と書かれています。このお寺は旧市街の北側にあるようで、ターペー門からは1km弱?

 城壁の外側で有名なのが西にある「ワットスアンドーク」、北西にある「ワットチョットヨート」、城壁の北側に隣接している「ワットロークモーリー」もう少し先の「ワットクータオ」等の寺院が見つかりました。

 さらに市街から少し外れると、「ワットプラタートドイステープ」という寺院の存在が大きいようです。また「ワットウモーン」も有名らしいのですが、ほかにも全く耳にしたことがない名前の寺院が多数。

 一度に見たら何が何だか分からなくなりそうです。



次のページへ


チェンマイについて


トップページヘ