ワット プラシン

 旧市街西のはずれの方にあるお寺。チェンマイ市街では最も大きい寺院かつ格式が高い寺院。



 寺院前の道をまっすぐ東に進めば1qちょっとでターペー門。つまりターペー門からひたすら西に歩いた突き当りにある寺院ということです。


 入り口を通って境内に入ると正面に金色の建物。残念ながら内部を除くことはできないみたいですが、入り口前の階段の両脇にはお馴染みのナーガ神。



 このナーガ像はメモとがちょっとかわいい感じ。寺院によってそれぞれ微妙に表情が変わるみたいです。

 またこの建物の上部のデザインが気になったので撮影。どうやらガルーダの上に乗っているお釈迦様?その下には孔雀やトラ、左右にはシカのような動物がさりげなく配置されていました。



 全体が金色なので、よほど注意しないと細かいデザインまで見分けられません。しかしそういった精緻なデザインをいったい誰が考えてこれを作ったのか?すごい手間だろうなと思えます。

 敷地の奥の方にいくと今度はまばゆいばかりの金色に輝く仏塔。台座が四角形なのも珍しい。しかも台座の中から象の上半身が飛び出しています。



 しかし金ぴかがあまりにも輝いていて、逆に歴史の重みは感じられません。続いて傍らの本堂と思われる建物を見学。

 





 ラーンナー様式の建物ということで、屋根が3層構造になっているのその特徴。こちらは歴史の重みを少し感じました。

 靴を脱いで建物内に入ると、正面に高僧と思われる人形が5体。その後ろにご本尊。高僧と思われる方の表情がリアルです。



 また礼拝堂と思われる別の建物内にはちょっと小さめですが、やはり穏やかな顔つきの仏像が安置されていて、こちらの方では地元の方が熱心に拝んでいました。



 壁には美しい壁画も残されていましたので、こちらの方が建物の格式が高いのかもしれません。説明では最も大きなお寺ということでしたが、むしろチェディルアンの方が大きいのではという気もします。

 もしかしたらまだ見ていない部分もあるのかもしれません。





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