女の子を眺める

 ステージ上にはたくさんの女の子がいる場合と、なんだか閑散としている場合があります。ステージ上に女の子が少なく、なおかつそうゆう店に限って客も少ない場合、客が女の子を選ぶと言うより、女の子が客の品定めをするような雰囲気になり、居心地は良くないです。(みんなから注視されて嬉しいという人もいるかもしれませんが)

 逆に多すぎる場合は、選ぶのに困りますし(選ばなくてもいいんですけど)、顔や体がよくみえなかったりします。女の子もゴーゴー特有のダンスをするというより、ポールにつかまって立っているだけ、という度合いが強くなります。

 衣装は肌を露出させたものが多く、基本的にはビキニの水着を想像すれば良いと思いますが、店によっていろいろ工夫をこらしています。

 音楽については、私はよく分かりません。ただ2012年春の旅行で感じたのは、やたら低音のリズムを響かせている店と、いわゆる音楽を流している店の両方がありました。

 前者は低音のドラムのようなリズム音しか聞こえません。腹に響く音が気持ちよいという人もいるかもしれませんが、女の子はステージ上で踊りにくそうにしていますし、私も腹に響きすぎていやでした。

 通常の音楽もある程度はビートがきいた音楽ですから、いずれにしても店内では大声でないと会話が成立しません。ジェスチャーも結構役に立ちますので、タイ語や英語が分からなくても多少は楽しめます。ただし女の子を側に呼んだときは、多少の会話力が必要になります。

 女の子のダンスもいろいろですね。激しく身をくねらせる子もいれば、けだるそうにステップを踏んでいるだけの子もいます。

 さて客の方は、そのような若い女の子達を眺めながら飲み物を飲むわけですが、ぼっ〜と見ていると、女の子もさりげなく客席の方をチラチラ見ていることが分かります。

 もちろん客の方も「自分と相性のよい子がいるかなあ」なんて思いながら、時間によって次々に交代する女の子を眺めているわけです。

 そんな中で「オっ!あの子は好みだ」なんて思って眺めていると、視線を感じるのか、女の子の方もパッと振り向きざま視線が交錯する場面があります。その瞬間に、客が値踏みされ、「この程度の客なら相手をしても良かろう」と判断した場合は「ニコッ」と微笑んでくれたりします。

 客の方は意中の子が微笑んでくれたわけですから、それだけでうれしくなりますが、どうせならもっと近くで見てみたい、話をしてみたいと思ったりします。

 その時は、視線が合った瞬間に手招きをするか、体のどこかに付いている番号を見つけて、ウエイトレスさんに番号を伝えれば呼んできてくれます。

 英語が分からないからウエイトレスさんに頼めない、なんていう人がいるかもしれませんが、数字ぐらいは英語で言えると思います。数字を言って指させば、何をしたいかなんてことはすぐ分かってくれます。

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