2005年に初めてバンコクに行ったときに、ソイ・カウボーイの店は３軒行きました。１軒はすでに紹介した「バカラ」。もう１軒がこの「ロングガン」。そして残りの１軒のお店の名前が不明です。印象に残らなかったぐらいですからたいしたことはなかったのだと思います。
ロングガンは、ソイカウボーイの通りでは、バカラとちょうど反対側のアソーク通り方面にあるお店です。地下鉄の駅を出て、正面にターミナル２１を見て、右に曲がって、さらに右に曲がるとソイカウボーイとなりますが、その通りに入ると、両側はビアバーになっています。
このビアバーにも最近（２０１２年）は呼び込みのお姉さんがいて、通りに入った瞬間に声をかけてきますが、まあニコニコ笑いながら通り過ぎます。その先の右側がロングガンです。
このお店は、店先で呼び込む女の子がいないのが特徴で、まさに知る人ぞ知るという感じでお客さんが入っていきます。
最初に入ったときはちょうどショーの最中で、狭いステージ上で、何やら怪しげなダンスや曲芸？が披露されていました。
しかし踊っている女の子達の顔つきが「バカラ」に比べると欧米人好みかなという印象で、ショーは面白いものの（飲物代だけでショーが見られるんですからお得感はあります）、誰かを側に呼ぼう、という気にはなれませんでした。
これが1回目の印象で、その後１〜２回入ったことがありますが、やはり印象はいまいちでした。昨年末(2011年）の旅行でも行ってみたのですが、カーテンをくぐって店内に入ったら、いきなり目の前をほとんど何も身につけていないような女の子が横切ったのでびっくり。
何だか凄い店になったなと思いつつ、ステージを見ると、日本人が好みそうな女の子はまったくいなくて、（たまたまタイミングが悪かっただけかもしれませんが）、「おいおいこれじゃあちょっと楽しめそうもないぞ」と思って、そのまま座ることもなく店を出てしまいました。
なんか路線変更でもあったのでしょうか。ともかくほとんど何も着ていない女の子が、当たり前のように店内をうろついていたり、ステージ上でもほとんど身につけていない女の子が、恥ずかしげもなく踊る様子は、奥ゆかしい？日本男児の私には、逆にちょっと耐えられない光景でした。
最近のソイ・カウボーイは、ダンスを専門に行う女の子達が増えているそうですが、もしかしたらそれに対抗する路線だったのかなという気もします。しかし、私の場合、好みからいえばある程度体を隠してくれないと、落ち着いてビールを飲むことが出来ません。